博物館には100席以上を設置できるイベントスペースと、ロッキードL-1011の胴体を使用した会議室なども併設されている。また一般の人たちに大人気なのが、ボーイング737-200フルモーション・シミュレーターの体験コーナーだ。
専属スタッフから10分程度のレクチャーを受け、憧れの機長席へ。5点式シートベルトで身体を固定、エンジンを始動する。フラップを操作し、スラストレバーを押し出すと、強烈な加速感が背中に伝わってきた。「VR!」の合図で操縦桿を手前に。身体に感じていた振動がふっと途絶える。離陸の瞬間だ。その後、高度4000フィートまで上昇し、ターンして引き返した。
米国内で唯一、一般公開されているこのフルモーション・シミュレーターは、デルタ航空のパイロット訓練に実際に使用されたもの。料金は1〜4名での利用で395ドル(税別)。離陸から着陸まで45分程度の、手に汗握る体験だった。
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