総面積6万8000平方フィートの館内は「プロペラ機」時代をテーマにした第1ハンガーと「ジェット機」時代に移行した第2ハンガーに分かれ、農薬散布の会社として起業してから今日までのデルタ航空の歴史と、民間航空産業の発展の軌跡を楽しみながら学ぶことができる。
1940年から23機を運航したダグラスDC-3の機体を前に、年配のアメリカ人男性は「当時が懐かしい」と目を細め、いまはもう知らない人も多いトラベルエアの珍しい機体に「こんなヒコーキに乗ってみたいね」と若い2人連れが見入っている。天井からつり下げて展示されたプロペラ機は、まるで現在の空を実際に飛行しているようだ。
機体のほか、創業者の発言集や私物品なども展示。パイロットのフライトチェック作業などの体験コーナーもある。見学を終えたあとは、デルタ航空のロゴ入りグッズや航空関連アイテムなどを揃えたギフトショップでのお土産選びがオススメだ。
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