「quanp」が2歳になりました――。リコーは5月12日、オープンから2周年となるオンラインストレージサービス「quanp」の専用クライアントソフトの「quanp.on」とWebブラウザ版の「quanp.net」をバージョンアップ。タグの絞り込み検索などを実装した。iPhone版も予定しているという。
「quanp」が2歳になりました――。リコーは5月12日、オープンから2周年となるオンラインストレージサービス「quanp」を記念して、専用クライアントソフトの「quanp.on」とWebブラウザ版の「quanp.net」を同時にバージョンアップした。
バージョンアップしたクライアントソフト「quanp.on 3」ではファイルの検索機能を強化。タグをクリックして絞り込む機能を追加したのに加え、ドラッグ&ドロップだけで簡単にタグを付けられるようにした。また、quanpに保管したファイルをquanp IDを持っていない相手に対しても送信できる「ファイル送信機能」を搭載。無料のTrialコースで100Mバイト、有料のStandardコース(月額300円)は500Mバイト、Quantumコース(月額980円)は1Gバイトまで送信できる。
このほか、ファイルが追加した際の新着マークを表示。ログイン直後のプレイスマップも全体を縮小表示するのではなく、スクロール表示するよう視認性を改善した。Windows 7のマルチタッチ機能に対応するデバイスなら、スクロール・拡大・回転など、指を使って直感的にファイルを操作できるようになった。対応OSは、Windows XP/Vista/7。.NET Framework 3.5 SP1が必要。
Webブラウザ版のquanp.netでも、タグによる絞り込み検索に対応したほか、quanpに保管しているファイルの全ページをWebブラウザ上で確認できるようになった。例えば複数ページにわたるPDFファイルなどをダウンロードせずに、全てのページをブラウザ上で確認可能だ。こちらはWindows XP/Vista、Mac OS X 10.4以降に対応し、Internet Explorer 6/7、Safari 3.0以降、Firefox 3.0以降に対応する。
リコーではこのほか、各種キャンペーンを5月19日より実施するほか、6月上旬にはiPhoneアプリのリリースを予定している。
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