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» 2011年10月21日 14時00分 UPDATE

あなたの不安、見積もります:Evernoteの整理術――カタログスタックを作る

Evernoteの使い方について最近「どう整理したらいいか?」と質問を受けることが多くなりました。ですので、ちょっと役立つ簡単な整理基準を紹介しましょう。

[佐々木正悟,Business Media 誠]

 最近、Evernoteの使い方について、

  • どう整理したらいいか?
  • 何を読んだらいいか?

 と質問を受けることが多くなりました。こうした質問をする人のほとんどは、Evernoteをごく最近使い出した人。「検索」などもあまりせず、したがって「整理しない」というのもピンと来ないと思いますので、ちょっと役立つ簡単な整理基準を紹介します。

カタログスタックを用意する

 ごく一般的に仕事や生活に役立てようと思った情報は、何らかの方法で保存し、いつでも確認できるように可視化しておくものですよね。そう考えると、そうした情報は何らかの意味で「カタログ」なのです。特に「いつか役立つかもしれない」「いつか使うかもしれない」情報はそうです。

 カタログ自体を整理する必要はほとんどなく、使う可能性それ自体、高くありません。カタログとはそういうものです。せいぜい同じ種類やカテゴリーをまとめておけばいいわけです。

 そういうわけで私は図のように「カタログ」という「スタック」を作って、その下に何種類かの「カタログノートブック」をぶら下げています。

st_sasaki01.jpg

 書籍のカタログであればAmazonで気になる本をクリップすればすぐできますし、文具カタログであれば楽天などを利用してもいいでしょう。また、モノでなくても「ライフハックカタログ」や「iPhoneTipsカタログ」などもすぐ作れます。

 ポイントは、同じ種類の「カタログ」を固めるだけにとどめ、それ以上の分類を試みないことと、全部の情報を活用しようなどとしないことです。「カタログ」はその中の何点かが使えればいいのであって、「カタログにあるすべての住宅を買う」などという人はいないはずです。

ピックアップを必ず使う情報だけに絞る

 もしも1つのカタログが肥大化しすぎて、参照するのにどうも使いにくいということになったら「ピックアップ」を作ってそちらに移しましょう。「移す」ためにもタグよりもノートブックを使う必要があります。

st_sasaki02.jpg

 「ピックアップ」のようなノートブックをうまく使うコツは、絶対に利用する情報しかそこへ入れないことです。「カタログ」はいくら多くなってもいいのですが、「ピックアップ」は情報が少ないほど使いやすいのです。

 例えば「カタログ」から「絶対に買う本」だけを「ピックアップ」に移しておくことで、それをiPhoneやスマートフォンで参照しやすくなります。「ピックアップノートブック」を「カタログノートブック」とこのようにセットで利用すると、ローカルのEvernoteでやることと、モバイルを使ってやることも自ずと住み分けできるでしょう。


筆者:佐々木正悟

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 心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』、『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!−仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。


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