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» 2009年09月01日 19時39分 UPDATE

需要予測の精度向上:ミスターマックス、完全自動発注システムが稼働

総合ディスカウントストアのミスターマックスは、需要予測と発注を完全に自動化したシステムを稼働させ、8月末に全42店舗への展開を完了した。

[ITmedia]

精度の高い需要予測を自動で

 この完全自動発注システムは、日本IBMとIBMビジネスコンサルティング サービス(IBCS)が、コンサルティングとシステム構築を行った。ミスターマックスは、九州・中国・関東地区に42店舗を展開している総合ディスカウントストア。「普段の暮らしをより豊かに、より便利に、より楽しく」を経営理念に掲げ、豊富な品ぞろえと気軽に購入できる価格を顧客に提案するとともに、買物しやすい店づくりを行ってきた。消費不況といわれる中でも、2009年3月から既存店客数が5カ月連続で増加するなど、徹底した安さの追求と品質とのバランス、「買物のしやすさ、便利さ」に顧客の支持を集めている。

 今回導入した新システムは、IBMの自動発注機能を提供する商品管理ソリューション「カテゴリー・プロフィット・マネジメント(CPM)」を採用している。CPMは、事前に設定した基準在庫や安全在庫などを基に単純に自動発注を行う方法とは異なり、コーザルと呼ばれる販促情報、季節情報、特売情報、処分販売情報、イベント情報といった商品の販売に影響を与える各種変動要因を考慮したうえで需要予測を自動で行う。この需要予測に基づいて基準在庫計算を行い、売場の商品陳列を定義する棚割りシステムや単品在庫を管理するマスター管理システムといった既存システムとの連携を図ることによって、精度の高い自動発注を行うという。

 また、CPMは単品単位の利益ではなく、店舗スペースや商品属性・ライフサイクルを考慮しながら商品カテゴリーの利益の最大化を追求するアルゴリズムを持っているため、ビジネス全体としての販売生産性や利益生産性を最適化する。

 今回のシステム導入により、需要予測の精度が向上し、取引先から物流センター・店舗までのトータル在庫について10%以上を削減、効率化を実現しました。また店頭での商品欠品率が半減し、顧客の欲しい商品が店舗にあるという、サービス向上へもつながっている。

 ミスターマックスでは、効率化によってさらなるローコストオペレーションを実現し、価格に還元して、安さを追求していくとしている。

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