富士通、ITILに基づいたアプリケーション構成管理ツールを発表

富士通は企業内データセンターにおけるアプリケーション変更作業を自動化する「Systemwalker IT Change Manager」を発表した。


 富士通は10月20日、ITILで定義された「サービス移行」分野に対応する「Systemwalker IT Change Manager」を発表し、同日より販売開始する。同製品は、大規模のサーバやアプリケーションを運用する企業内データセンター向けに、それらの構成情報を自動収集し、実行環境に応じたアプリケーションを適用するもの。アプリケーション実行環境ごとに、手動で環境設定していた手順を自動化することで、作業負荷を軽減する。またアプリケーションの変更に伴う申請と承認や、作業結果などが運用ルールに従って本番環境で動作しているかどうかの把握も自動化される。

 収集された実行環境とアプリケーション構成の情報は、構成管理データベース(Configuration Management Database:CMDB)で管理される。構成を変更する際は、CMDBからアプリケーションを実行しているサーバを抽出し、適用する。これにより、「大量のサーバに異なる実行環境が混在している」といった環境でも、作業漏れを防ぐ。なお、当初対応する実行環境は「Interstage」と「.NET」だが、順次「WebSphere」や「Oracle WebLogic」などへも対応を進める。

 価格はプロセッサライセンス(マネジャー用)が150万円から、プロセッサライセンス(エージェント用)が10万円から(どちらも税別)。出荷は10月下旬を予定している。

企業向け情報を集約した「ITmedia エンタープライズ」も併せてチェック

関連ホワイトペーパー

運用管理 | 富士通 | ITIL


Copyright© 2010 ITmedia, Inc. All Rights Reserved.




キャリアアップ



エンタープライズ・ピックアップ

news004.jpg 世界で勝つ 強い日本企業のつくり方:利用契約の検討――グローバルクラウドで失敗しないために(前編)
2010年以降、クラウドサービスの利用がさらに加速する。サービスを利用する企業はプロバイダーのデータセンターに預けた自社情報を保護するために、法的な要素を理解しておかなければならない。企業が注意を払うべき法的な検討事項を整理する。

news001.jpg IT投資の新方程式:「Twitter使ってます」――現役MS社員が“社員力”を語る(前編)
マイクロソフトが掲げるプロモーションメッセージ「社員にチカラを。ITで企業力を。(以下、BIEB)」からは、ITで社員の生産性を向上することが業績の拡大につながる、といったニュアンスを感じる。そこで気になるのが「じゃあ、マイクロソフトの社員自身はどうなのよ?」ということ。3人の現役MS社員により実態が明らかになる……?

news010.jpg 産業構造を変えるか:「住宅クラウド」の衝撃
住宅都市工学研究所が進める「住宅クラウド」は、クラウドが企業のIT領域にとどまらず、ビジネスのやり方自体を変える可能性を示している。

news010.jpg オルタナティブな生き方 栗原進さん:ネットでリアルを楽しくしたい
SE出身の企業広報マンでありながら、趣味は落語で憧れの人はインディ・ジョーンズとアナログ全開の栗原さんに、ブログを書く理由やネットからはじまるコミュニケーションについて伺った。

news001.jpg 最強最速アルゴリズマー養成講座:トップクラスだけが知る「このアルゴリズムがすごい」――「探索」基礎最速マスター
プログラミングにおける重要な概念である「探索」を最速でマスターするために、今回は少し応用となる探索手法などを紹介しながら、その実践力を育成します。問題をグラフとして表現し、効率よく探索する方法をぜひ日常に生かしてみましょう。