リクルート、EMCのビッグデータ分散処理製品を導入

EMCのHadoopベースのデータ処理製品「Greenplum」が国内で初めてリクルートに採用された。

» 2011年09月26日 17時57分 公開
[ITmedia]

 EMCジャパンは9月26日、同社のデータ分散処理製品「EMC Greenplum HD Enterprise Edition」がリクルートに国内で初めて採用されたと発表した。同製品の正式出荷は2012年初頭からだが、リクルートは先行導入した。

 EMC Greenplum HD Enterprise Editionは、オープンソースソフトウェアのHadoopをベースにEMCが開発した分散処理フレームワーク製品。オープンソース版に比べて数倍の処理速度の向上を図っているほか、企業利用で求められる管理機能を多数搭載する。

 EMCによれば、リクルートでは2010年夏にHadoopを導入し、2011年初頭から本格利用を開始したという。8月にはGreenplum HD Enterprise Editionの早期出荷版の検証も実施し、早期導入を決めたとしている。

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