住友林業、グループのWebサイトをクラウドで統合運用に

インターネットイニシアティブのクラウドサービスを利用して、グループ全体のWebサイト運用を一元化した。

» 2011年10月31日 13時15分 公開
[ITmedia]

 住友林業がグループ各社のWebサイトの運営基盤をクラウドサービスに一元化したという。サービス提供しているインターネットイニシアティブ(IIJ)が10月31日に発表した。

 従来、住友林業グループではグループ各社が独自にWebサイトを運営しており、システム構成や運用方法、セキュリティレベルが統一されていなかった。またWebを利用した広告やイベント、キャンペーン時には、アクセスが集中することによる機会損失も懸念されていた。

 これらの課題の解決とWebサーバの老朽化および保守更新時期を契機に、住友林業情報システムが中核となって、グループIT戦略に基づいたITガバナンスの強化や開発および運用の効率化を目的に、システムやWebサーバの統合を検討。IIJのクラウドサービス「IIJ GIO」を採用した。

 これにより、データの処理業務に応じてリソースの増減を変更でき、従来と同等の運用コストでグループ統一型のWebインフラを実現したという。本格運用を開始したのは2010年9月だった。

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