勘定系システムを除く約200台のサブシステムを仮想化環境に統合し、ハードウェアコストの削減やシステム開発期間の短縮などを見込む。
横浜銀行は、サーバ約200台のサブシステムを仮想環境の共通基盤に統合した。システム構築を支援した伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が7月30日に発表した。
横浜銀行はこれまで要件ごとにサブシステムを導入してきたため、システム構築費用や保守/運用の管理負担の増大といった課題を抱えていたという。そこで今回、ヴイエムウェアの仮想化技術「VMware vSphere」などの活用で、勘定系システムを除く約200台のサブシステムを、サーバ約20台からなる仮想化共通基盤に統合。既に本番環境の移行を完了し、今後は他システムの移行も順次進めていくという。
新システムの構築に当たっては、CTCのインフラ最適化コンサルティングサービス「SOIDEAL」やプライベートクラウドソリューション「VM Pool」などを活用した。CTCは新システムの稼働を通じ、横浜銀行のハードウェアコストの削減やシステム開発期間の短縮などを見込む。
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