標準では隠れているが、マイク付のイヤフォンを接続すると現れる「ボイスメモ」も搭載されている。
別売りのマイク付イヤフォン(Apple Earphones with Remote and Micなど)を装着すると、ホーム画面に「ボイスメモ」が現れ、ボイスメモが使えるようになるのだ。
いつでもさっと録音可能になる。まあこれは音声メモを多用する人向け。
またリモコン&マイク付イヤフォンにはもうひとつ、リモコン操作というメリットがある。iPod nanoで音楽を聴いていて、一番不満に思うのが「再生・停止」操作だ。
本体のボタンはスリープと音量調節だけなので、音楽を一時的に止めたいとき、スリープ解除→(時計をオンにしてたら右にスワイプ)→画面をタップして停止、という手順が必要になる。これはちょいと面倒だが、リモコンがあれば一瞬で済む。
無粋だとは思うが、本体の音量調節とスリープの間に再生・一時停止ボタンがあるといいなあと思う。あるいは本体を2回シェイクすると一時停止するのはどうだろう。
そんなわけで、iPhoneがあるからiPodはもういいや、と思ってきたわたしが、今回、久々に(初代iPod touch以来)iPod nanoを買ってしまったのである。
これなら小さくて軽くてその辺にクリップしておけるので、iPhoneと併用しても邪魔にならないし、歩数計としても時計としても使いやすいし、何やら面白そうだったからである。
事実、従来のiPod nanoとはまったく違う感覚だ。ポケッタブルとウエアラブルの違いか。
で、10日以上使って感じた欠点は「小さくて軽い」こと。つまり、よく見失う。iPod nanoをなくした、と部屋中探し回ったあげく、前日着てた服の襟についてたなんてしょっちゅう。
襟やポケットにはさんだのを忘れて洗濯しちゃうって事故が多発すると思われるので、お気をつけを。
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