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夜の実物大ガンダムに刻の涙を見た明日オープン

» 2012年04月18日 21時40分 公開
[芹澤隆徳,ITmedia]

 2012年4月19日、東京・お台場に新名所が誕生します。「ダイバーシティ東京 プラザ」内にオープンする「ガンダムフロント東京」は、実物大ガンダム立像を擁したガンダムのテーマパーク。オープンに先立ち、17日に報道関係者向けの内覧会が催されました。

 しかし、急に入った仕事を終え、ゆりかもめ「台場」駅に着いたのは、当初予定の5時間後。「ガンダムフロント東京」の内覧時間はとうに終わり、実物大ガンダムのライトアップすらやっているか分からない時間です。しかも外は雨がしとしとと降っていて……なるほど“刻の涙を見る”ってこういうことですか?

夜のガンダムもなかなかです

 ダイバーシティに近づいてみると、ライトアップされた実物大ガンダムが迎えてくれました。今回は「RG1/1 RX-78-2ガンダムVer.GFT」という名前になり、東京都の緑化を推進する「第29回全国都市緑化フェアTOKYO」(9月29日〜10月28日に開催予定)を応援します。

関節部分に円形のパーツを装着

 静岡のときのようなビームサーベルは持っていませんが、細かいディティールアップパーツやデカールが追加され、マグネットコーティングも施されたそうです。その証として、足首や膝、肘といった関節部分にちょっと目立つ円形のパーツが装着されていました。

ちなみに昼間はこんな感じ

 夜には、建物の壁面に約32×11.5メートルの巨大映像が投影され、実物大ガンダムの演出と合わせて大迫力のビジュアルエンターテインメントが見られる、はずですが、やはり今回のデモは終了していました。

 しかし、中にはまだ終わらんよとばかりに営業している店もあります。雨の中、暖かな明かりが漏れていたのは、毎日朝10時から夜9時まで営業する「GUNDAM Cafe ダイバーシティ東京プラザ店」。秋葉原のオアシスは、お台場でもオアシスです。

 ダイバーシティ店が秋葉原と大きく異なるのは、店内にテープルなどを置かない「テイクアウトとグッズ販売の専門店」ということ。いすに座れないのは残念ですが、グッズ販売はかなり充実しています。店内は20坪(約66平方メートル)と秋葉原店の半分程度の広さながら、テイクアウト用のカウンターを除き、すべて物販スペースです。

「GUNDAM Cafe ダイバーシティ東京プラザ店」内部

 アキバ名物の1/144スケール「ガンプラ焼き」は、ここでも健在。さらにお台場限定の「ガンプラ焼き シャアザク」(250円)も登場しました。アキバ名物なのにお台場限定という矛盾については、あえて追求しません。

人形焼きに連邦軍バージョン登場。ガンダム/シャアザクのフェイスマグは各1200円(左)。お台場限定の「ガンプラ焼き シャアザク」(右)

 10個入りの「人形焼き」は、6月に連邦軍バージョンが登場します。連邦軍はモビルスーツの種類が少ないためか、ガンダム、ガンキャノン、ガンタンク、ジムのほかに、ガンダムの横顔をかたどったガンダムカフェのロゴマークまでラインアップ。しかし、あんなに量産されたボールをさしおいて、ハロが仲間入りするとは意外でした。“モビルスィーツ”なのに。

 秋葉原店のオープン2周年グッズとして発売されたレトルトカレー「3倍辛いシャアザクカレー」と「ジャブローチーズ入りアッガイカレー」もあります。ジャブローチーズって何? という疑問はごもっとも(注:ジャブローは架空の地名)。パッケージの裏側を見ると、ちゃんと「アルゼンチン産チーズ入り」と書いてありました。ジャブローコーヒー同様、南米つながりです。

秋葉原店のオープン2周年グッズとして発売されたレトルトカレー「3倍辛いシャアザクカレー」と「ジャブローチーズ入りアッガイカレー」。秋葉原店では、サンプルのような盛りつけで食べることができます

 雨が降っていたので、「ビームサーベル傘」(1800円)を購入して帰宅。ご想像の通り、ガンダムのビームサーベルを模したビニール傘で、広げるとかなり大きく、カップルで使うにはぴったりです。ただ、とにかく派手なピンク色ですから、成人男性が1人で持ち歩くのはけっこう勇気のいることだったと付記しておきます。

カフェラテは「ガンダム」「シャアザク」「アッガイ」の3種類に増えました(左)。「ビームサーベル傘」。これで戦ってはいけないそうです(右)

 「ガンダムフロント東京」内覧会の模様は、ガジェットチャンネルの記事でどうぞ。

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