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マランツ、高さ10.5センチの薄型AVアンプ新製品「NR1604」192kHz/24bit再生に対応

» 2013年05月01日 19時32分 公開
[ITmedia]

 ディーアンドエムホールディングスは5月1日、マランツブランドのAVアンプ「NR1604」を発表した。高さ10.5センチのスリムボディーに本格的なマルチチャンネルアンプと最新機能をパッケージングするという「NRシリーズ」最新モデル。5月下旬に8万4000円で発売する。

「NR1604」

 実用最大出力100ワット(定格50ワット/ch)のディスクリート・パワーアンプを採用した7.1ch対応AVアンプ。パワーアンプをヒートシンクに1列にマウントするインライン配置により、チャンネル間の温度差に起因する特性のばらつきを抑え、つながりのよいサラウンド再生を実現したという。また、新型オペアンプや192kHz/24bit対応D/Aコンバーター、カスタムチューンのオーディオ用コンデンサーを採用するなど、デジタルオーディオ回路を一新している。

アンプブロック

 DLNA1.5対応のネットワークオーディオ再生に加え、AirPlayやネットラジオ、「Marantz Remote App」対応などネットワーク機能も充実。ネットワークオーディオ再生では、最大192kHz/24bitまでのWAV/FLAC、Apple Losslessファイルを再生できる。

 フロントUSB端子では、iPod/iPhoneのデジタル接続と充電に加え、USBメモリーからのファイル再生も可能だ。圧縮オーディオフォーマットを独自のアルゴリズムで補完する「M-DAX2」も搭載した。

 さらに別売のBluetoothレシーバー「RX101」を接続すれば、Androidスマートフォンなどからのワイヤレス再生も可能になる。なお、RX101はBluetooth接続に加えて赤外線受光部としても利用できるため、例えば本体を扉付きのAVラックなどに収納してもRX101さえを外に出しておけばリモコン操作が行えるという。

 HDMI入力は7系統(うち1つはフロントパネル)。出力は1系統。4Kパススルーとアップスケーリングをサポートした。そのほか、2系統のコンポーネント映像入力、3系統のコンポジット映像入力、光/同軸デジタル音声入力(各1)などを備える。なお、リアパネルのスピーカーターミナルには上位機と同じクリアタイプを採用してグレードアップ。配線やメンテナンスに便利なケーブルラベルも付属する。


 そのほかの付属品は、FM室内アンテナ、リモコン、セットアップ用マイクなど。本体サイズは、440(幅)×105(高さ)×367(奥行き)ミリ。重量は8.4キログラム。

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