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マランツ、木目が美しいプレミアムなネットワークスピーカー「CONSOLETTE」ポートホール付いてます

» 2012年11月15日 21時54分 公開
[ITmedia]

 D&Mホールディングスは、マランツブランドの新製品として、AirPlayにも対応したiPodドックスピーカー“CONSOLETTE”(コンソレット)「MS7000」を発売する。B&W「A5/A7」の発表にあわせて参考展示したもの。正式なリリースは後日改めて行う予定だ。

“CONSOLETTE”(コンソレット)「MS7000」

 CONSOLETTEは、30ピンのiPodドックやインターネットラジオ機能などを搭載した多機能ネットワークスピーカー。有線LANポートとWi-Fiの両方を備え、iOSデバイスやAndroid端末、PC/Mac、NASからのストリーミング音楽再生が可能だ。対応ファイル形式は、MP3、WMA、AAC、WAV、FLAC。WAVは48kHz/24bitまで、FLACは48kHz/16bitまでサポートした。専用アプリ「マランツ コンソレット」(iOS、Android用)もあわせて提供する。

専用アプリ「マランツ コンソレット」(左)と付属のリモコン(右)

 スタイリングは、レトロ風味のゴージャス仕様。プッシュオープン式のiPodドックや操作部を備えたアルミフロントパネルは、同社がかつて販売していたミニサイズのコンポーネントオーディオシステムをモチーフにデザインしたというもの。音量などをきめ細かく調整できる「ジャイロ・タッチ・ホイール」、重厚な作りのプッシュボタンに加え、フロントパネル中央にはマランツ製品の象徴である丸窓(ポートホール)を設けた。また、背面は合板にウォルナットの突板仕上げとして、美しい木目を描き出している。アナログRCA入力は、削りだしの端子部に金メッキを施したものだ。

ゴージャスなフロントパネルと背面端子。なお、背面のUSB端子は、USBマスストレージ対応となっている

 スピーカー部は密閉形2Way仕様。CONSOLETTEのために開発したという「BMR(バランスド・モード・ラディエーター)ドライバー」は、6.5センチ角の四角い振動板から180度という広い範囲に音を分散し、ワイドなステレオ音場を生み出すツィーター。これに11.4センチウーファーを組み合わせ、「部屋のどの場所でもワイドでクリアなステレオ音場を楽しめる」(同社)。ツィーターは各25ワット、ウーファーは各50ワットのClass Dアンプで駆動する。

 外形寸法は、514(幅)×260.5(高さ)×240.5(奥行き)ミリ。重量は約8.1キログラム。専用リモコン、電源ケーブルなどが付属する。発売日は未定ながら、価格は税込み9万9800円になる見込みだという。

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