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パイオニア、CEATECで斬新な車室内空間を提案

» 2013年09月18日 21時39分 公開
[ITmedia]

 パイオニアは、幕張メッセで10月1日に開幕するIT・エレクトロニクスの総合展示会「CEATEC JAPAN 2013」の出展概要を発表した。

 パイオニアブースのメインステージでは、人間の感知・認知能力を生かして直感的な運転操作を実現する車室内空間を提案。フロントガラスにAR情報を表示させる「HUD(ヘッドアップディスプレイ)」、立体音響による直感的な聴覚情報アシスト「AUI(Auditory User Interface)」、触覚フィードバックを備えたステアリング操作デバイス「Feely-Pad」などが体感できるという。

 また、有機EL照明が持つ自然光に近い特性を生かしてビューティーカウンセリング用途での活用を提案。資生堂の協力により、美容用途で有機EL照明を活用するためのトークセッションも予定している。

昨年の展示風景。有機EL照明は肌がきれいに見えるように調節できる(モデルは麻倉怜士氏)

 このほか参考展示として、多彩なデバイスをシームレスにつなぐ自動車利用者向けクラウド基盤、背景を透かして見られる新タイプの透明ディスプレイ「シースループロジェクション」、2014年の量産開始に向けて準備を進めている発光層塗布型有機EL照明パネル、充電ケーブルやプラグを使わず、駐車するだけで充電できる非接触充電システムなどを披露する予定だ。

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