ビクタースタジオがハイレゾ専門配信サイト「VICTOR STUDIO HD-Music」設立――ポップスにも力を入れる
ビクターエンターテインメントは2月5日、ビクタースタジオを運営主体とするハイレゾ音源配信サイト「VICTOR STUDIO HD-Music」を設立すると発表した。他社にも参画を呼びかけており、既にキングレコード、テイチクエンタテインメント、日本コロムビアの3社が名乗りを上げた。翌6日からサービスを開始する。
ビクタースタジオは、2012年9月に国内初のスタジオ運営レーベル「VICTOR STUDIO HD-Sound.」を立ち上げ、ハイレゾ音源を配信してきた。今回はさらに一歩進め、自社運営による配信サイトを設けるとともに内容を強化する。「ビクタースタジオを音楽ファンに身近な存在として感じてもらい、音楽制作の最先端現場であるスタジオならではの音質へのこだわりとノウハウを最大限に生かした運営を行っていく」(同社)。
コンセプトは「カジュアルに、手軽にハイレゾ音楽を楽しんでもらう」こと。従来のオーディオファンに加え、ライトな音楽ファン層も取り込みたい考えだ。このため、従来のジャズやクラシックといった音楽ジャンルに加え、ポップス系タイトルの充実を図る。その足がかりとして、ビクタースタジオが持つビット拡張/アップサンプリング技術「K2HDプロセッシング」を駆使して1970年代から2000年にかけてのCDマスター音源をハイレゾ化するという。
サイトデザインも分かりやすさを重視。楽曲検索や購入、ダウンロードに至る流れの中で、利用者が最低限のクリック数で利用できるようにする。さらにユーザーニーズをくみ上げるため、取り扱い作品をリクエストする「購入希望」ボタンを設置する計画だ。
サービス開始時のタイトルは、既に販売している72タイトルに新規10タイトルを加えた82タイトル。配信フォーマットは96kHz/24bitもしくは192kHz/24bitのWAV/FLAC、および2.8MHz DSD。価格はアルバムが2800円、単曲は400円(いずれも税込み)となる。2月6日の12時に配信を開始する予定だ。
このほか、ハイレゾ音源を聴いたことのない人を対象として、スタジオ内のレコーディングスタジオを使った「ハイレゾ体感イベント」を定期的に開催する計画。普段はまず聴く機会のないスタジオのラージスピーカーを体験するチャンスだという。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
OpenAI、数学者の独立諮問グループと連携 内部モデルは「100件超の未解決問題を解決」
-
2
OpenAI、フロンティアAIの国際標準づくりを米国主導で進めるよう提言 「RSIはまだ起きていない」
-
3
Google、「Googlebook」の予約受付開始 899ドル(約14万円)から
-
4
今度は“ディスプレイなし”のAIグラス、「Rokid Ai Glasses Style」を試す
-
5
“自動で耳コピ”アプリ、ヤマハが無料公開 音源読み込み→3分でピアノ譜に
-
6
YouTube、収益化基準を2027年に大幅引き上げへ 新規参加条件が従来の2倍に
-
7
新作「鬼武者」にハマったマンガ家が熱弁する、他とは違う“パリィ”の魅力とは?
-
8
Amazon、MetaのAIエージェント「Muse」による代理購入をブロック Shopifyは全店舗で対応へ
-
9
FANZA、成人向けAI創作・公開サービス「FANZAスタジオ」発表 先行体験は8月24日から
-
10
LINEに「プレミアムブロック」登場 相手の友だち一覧から自分を“そっと消せる” 今秋から有料提供へ
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR