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オンキヨー、DSD 5.6MHzのネットワーク再生に対応したエントリーAVアンプ「TX-NR636」

» 2014年03月27日 14時06分 公開
[ITmedia]

 オンキヨーは、AVアンプの新製品として「TX-NR636」を4月下旬に発売する。ネットワークオーディオ機能の拡充に加え、4K伝送もサポートするなど最新機能を盛り込んだエントリーモデルだ。価格は8万3000円(税抜き)。

「TX-NR636」

 3段インバーテッドダーリントン回路、ワイドレンジアンプ技術の「WRAT」などオンキヨー独自の技術を投入した7.1chのAVアンプ。実用最大出力は各チャンネル190ワット(定格130ワット、いずれも6オーム時)。DACにはバーブラウンの192kHz/24bit対応チップを採用したほか、32bit DSPをデュアルで搭載するなど、エントリーモデルながらぜいたくな仕様となっている。

 BluetoothやWi-Fiを内蔵し、スマートフォンからのワイヤレス楽曲再生が可能。DLNA 1.5によるネットワークオーディオ機能では、最大192kHz/24bitのWAV/FLACに加え、DSD 2.8MHz、DSD 5.6MHzまでをカバーした。なお、USBストレージからのハイレゾ音源再生も可能だが、DSDは2.8MHzまでとなる。

 専用アプリ「Onkyo Remote」をスマートフォン(iOS/Android)に導入すれば、ワイヤレスで操作が行える。また「radiko.jp」や「tunein」にも対応しているため、インターネットラジオも楽しめる。

 また映像面ではHDMI 2.0の4K/60p(YCbCr4:2:0)伝送をサポートしたほか、著作権保護技術のHDCP2.2にもいちはやく対応。HDMI入力は7系統で、出力も2系統を装備している。そのほかの映像入力は、コンポーネント1系統、コンポジット2系統。音声入力はデジタル3系統にアナログ7系統(PHONO含む)となっている。

 外形寸法は435(幅)×173.5(高さ)×329(奥行き)ミリ。重量は10キログラム。

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