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» 2014年06月12日 20時12分 UPDATE

ハイレゾを事業計画中心に:日本オーディオ協会、「ハイレゾ」の定義とロゴ決定――アンプ/マイク/スピーカー/ヘッドフォンも定義

日本オーディオ協会は6月12日、ハイレゾがオーディオ市場活性化のカギと認識し、業界を挙げて普及拡大に向けて”基本的な考え方”/”基本定義”/”推奨ロゴ”を決定したと発表した。

[フォレスト・ヒーロー,ITmedia]

 日本オーディオ協会は6月12日、オーディオ市場活性化のために「ハイレゾ」を 6月5日の総会にて今期事業計画の中心に据えることを決定したと発表した。さらに業界を挙げて普及拡大に向けて“ハイレゾの基本的な考え方”/“ハイレゾの基本定義について”/“ハイレゾの推奨ロゴ”以上3項目について定義づけおよび取り組みを同日に公開。「Hi-Fi オーディオ」から“新しい時代のオーディオ”表現として「ハイレゾ」を位置づけたとしている。なお、定義はJEITAが設定した定義(詳細はこちらのPDFファイルを参照)を原則踏襲し日本オーディオ協会として「付帯項目」を付記することによって、オーディオ・音楽ファンおよび会員企業の期待に応えるという。

 具体的取組としては、日本オーディオ協会が推奨する「ハイレゾ」ロゴマーク対象商品の、各会員企業による市場導入の促進と、秋の「オーディオ・ホームシアター展 2014」開催や各地でのセミナー、シンポジウム、試聴会開催など認知向上に努め、国内オーディオ市場の活性化及び拡大を目指すとしている。

「ハイレゾ」に対する基本的な考え方

1.「HiFi オーディオ」につながる、「新しい時代のオーディオ」表現として捉える

2.「ハイレゾ」の対応機器は、民生用として録音から再生に至る一貫した機器とする(デジタル・アナログを問わず)

「ハイレゾ」の定義

1.JEITA公告(25JEITA‐CP第42号)を原則とする。協会が示す「ハイレゾ」対応機器とは、以下に付記した「付帯項目」を満たしたものとして定義する

2.録音および再生機器並びに伝送系において以下の性能が保証されていること

<アナログ系>

(1)録音マイクの高域周波数性能:40kHz以上が可能であること

(2)アンプ高域再生性能:40kHz以上が可能であること

(3)スピーカー・ヘッドフォン高域再生性能:40kHz以上が可能であること

<デジタル系>

(1)録音フォーマット:FLACWAV ファイル 96kHz/24bit以上が可能であること

(2)入出力 I/F:96kHz/24bit以上が可能であること

(3)ファイル再生:FLAC/WAV ファイル96kHz/24bitに対応可能であること(自己録再機は、FLACまたはWAVのどちらかのみで可とする)

(4)信号処理:96kHz/24bit 以上の信号処理性能が可能であること

(5)デジタル・アナログ変換:96kHz/24bit 以上 が可能であること

3.生産若しくは販売責任において聴感評価が確実に行われていること

(1)各社の評価基準に基づき、聴感評価を行い「ハイレゾ」に相応しい商品と最終判断されていること

ハイレゾの日本オーディオ協会推奨ロゴ

1.下記ロゴを、推奨ロゴとして使用する

hm_hi01.jpg ソニーから商標権譲渡を受け日本オーディオ協会が推奨するロゴマーク

 今後、同様に協会が定める「定義」を満たす商品のみに付与される、新たなロゴマークが会員より提案などがある場合は、協会として審議をするという。

hm_hi02.jpg 日本オーディオ協会のホームページイメージ

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