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» 2014年06月17日 15時58分 UPDATE

東京おもちゃショー2014:「虹を自由に出したいな」――はい、「ホームレインボー」

テンヨーは、家庭用“虹”発生器「ホームレインボー」を7月下旬に発売する。晴れた日に使えば、子どもでも確実に虹を作ることができるという。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 テンヨーは、家庭用“虹”発生器「ホームレインボー」を「東京おもちゃショー2014」で披露した。晴れた日に使えば、さまざまの光のスペクトルが弧を描く虹を、子どもでも確実に再現できるという。

ts_homerainbow01.jpg 「ホームレインボー」。おもちゃ大賞2014のイノベイティブトイ部門優秀賞受賞

 虹は、太陽の光が空気中の水滴にあたって屈折や反射するとき、水滴がプリズムの役割をはたして生じる大気光学現象。庭に水まきをしているときに発生することもあるが、同社によると「やみくもに水をまいても見られるわけではない」という。

 実は虹の発生する場所は、太陽と水滴(プリズム)、見る人の角度が40〜42度となる位置と決まっている。また、1つ1つの水滴は多色の光を反射しているが、1つの水滴から見る人の目に届くのは1色のみ。より美しい虹を見ようとすれば、方角のほか、水滴のサイズや密度、広がり方などにノウハウが求められる。

 ホームレインボーは、基本的に噴霧器である。電源は不要で、本体に水を入れ、ポンプを30回上下させると約2分間の噴霧が可能だ。ただ普通の噴霧器と異なるのが、先端の特殊なノズルと付属の「虹早見ゲージ」。ノズルは虹が発生しやすい霧状の水を広範囲に散布する構造になっており、それなりにコストもかけた。「実は製造コストの1/3はノズルだ」(同社)。

ts_homerainbow04.jpgts_homerainbow05.jpg ホームレインボーの本体とノズル。特許出願中らしい

 一方の「虹早見ゲージ」は、虹が発生する方角を割り出すための便利ツール。使い方は、まず太陽を背にして「目のいち」と書かれた場所を目の近くにあてる。そして自分の影が「かげの方向」にくるように調節し、そのとき「きりの方向」と書かれた矢印が示したところに噴霧すればいい。

ts_homerainbow02.jpgts_homerainbow03.jpg 「虹早見ゲージ」の使い方

ts_homerainbow13.jpgts_homerainbow14.jpg おもちゃショー会場で実演していたが、さすがに無理があった様子(左)。ビデオによる使用イメージ(右)

 さらにパッケージには幅1メートルほどの黒い不織布も入っており、これを広げて背景にすれば、発生した虹がよりはっきりと見えるという。「虹と記念撮影もできる」(同社)。さらに“虹のトリビア”を集めた「ミニ虹図鑑」も同梱(どうこん)される。

 ちなみに普通の噴霧器としても使えるため、暑さ対策の水まきにも活躍するという。夏休みの自由研究から暑さ対策まで、幅広く活用しそうなホームレインボー。価格は3980円(税別)で、7月下旬発売予定だ。

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