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» 2014年12月18日 13時47分 UPDATE

「プレミアムHi-Fiコンポの領域に達した」――マランツからAVプリアンプのフラグシップモデル「AV8802」登場

マランツがAVプリアンプ「AV8802」を発表した。HDAM-SA回路によるフルディスクリート電流帰還型プリアンプを初めて搭載し、スルーレートを「AV8801」に比べて約16倍にまで高めたという。

[ITmedia]

 マランツは12月18日、Dolby Atmos対応のAVプリアンプ「AV8802」を発表した。2012年に発売した「AV8801」の後継となるフラグシップモデルだ。価格は45万円(税別)で、2015年2月に発売する。

ts_marapri03.jpg マランツのフラグシップAVプリアンプ「AV8802」。カラーはブラックのみ

 最大11.2chの同時出力に対応したAVプリアンプ。プリアウトはXLR、RCAともに13.2chを備え、システムの構成や再生する音源のフォーマット、サウンドモードに合わせてフレキシブルなスピーカー設定が可能だ。

 Dolby Atmosでは、5.1.2ch、5.1.4ch、7.1.2ch、7.1.4chおよび9.1.2chのスピーカー配置をサポート。トップスピーカーが設置できない場合にはフロントハイトやリアハイトにトップスピーカーの信号をアサインすることもできるため、手持ちのシステムに合わせた柔軟な設定が可能だ。

ts_marapri09.jpg Dolby Atmosのスピーカーアサイン

 プリアンプセクションでは「AV8801」譲りの「HDAM PureLines」を採用してチャンネルセパレーションを向上させつつ、新たに送り出しアンプを「HDAM SA」による電流帰還回路によってフルディスクリート化。スルーレートを「AV8801」に比べて約16倍にまで高めたという。「プレミアムHi-Fiコンポーネントに匹敵するほどの豊かな情報量と低ひずみ、ハイスピードなサウンドを実現した」(同社)。

ts_marapri04.jpg 強固な筐体設計。アルミシールドケーストロイダルトランス、カスタムブロックコンデンサーなどぜいたくなパーツをおごっている

ts_marapri05.jpgts_marapri06.jpg 「AK4490」(左)とアルミシールドケーストロイダルトランス(右)

 DACには「AK4490」を採用。DLNA1.5ベースのネットワークオーディオ機能を備え、最大192kHz/24bitのWAV、FLAC、AIFF、最大96kHz/24bitのApple Lossless、DSD 2.8MHzを再生できる。またWi-FiやBluetoothを内蔵し、インターネットラジオやアップルのAirPlayもサポート。もちろん同社製のリモコンアプリ「Marantz Remote App」を使ってiOS/Androidデバイスからリモコン操作したり、PCやNASに保存されている楽曲を再生するといったことが行える。

ts_marapri07.jpgts_marapri08.jpg XLRの入力端子も装備(左)。付属のリモコン(右)

ts_marapri02.jpg フロントパネル内

 HDMI入力は8入力、3出力。4K/60p(4:4:4)の入出力に対応する。またHDCP2.2に対応するための無償アップグレード(基板交換)を2015年夏頃に実施する予定だ。

ts_marapri01.jpg 背面端子

 本体サイズは、440(幅)×185(高さ)×389(奥行き)ミリ。重量は13.6キログラム。専用リモコン、セットアップ用マイク、マイクスタンド、FM室内アンテナ、AMループアンテナなどが付属する。

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