一方の「PM-3」は、「PM-1/2」と同じ平面振動板を採用しながらコンパクトになったヘッドフォンだ。大きく異なるのは、従来機がホームユースを前提とした開放型だったのに対し、今回はポータブル用途を意識して音漏れの少ない密閉型としたこと。「ポータブルユースの密閉型・全面駆動方式のヘッドホンとしては世界初のモデルかもしれない」(同社)。
PM-1/2より小柄で、振動板はおそらく小さくなっていると思われる。イヤーパッドは小さめのアラウンドイヤー型で、実際に装着してみると耳はなんとか収まった。
一方で、ケーブルが“片出し”になった点もポータブル用途を意識した部分だ。着脱式になっているのは従来機と同様で、プラグは3.5ミリステレオミニ。展示機ではスマホ対応のリモコン付きケーブルを使っていたが、OPPOでは「オーディオ用途ではノーマルのケーブルもニーズが高く、付属するケーブルはこれから意見を集めて決めたい」と話していた。
もう1つ、今回のPM-3はホワイトのカラーバリエーションが用意されている点も新しい。つや消しホワイトにシルバーを組み合わせた落ち着いた色調で、幅広いユーザー層に受け入れられそうだ。
「第6回ポータブルオーディオフェスティバル2014 in 秋葉原」は、東京・秋葉原の「ベルサール秋葉原」で開催中。会期は、12月21日(日)までで、会場時間は11時から18時。入場は無料だ。
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