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サバゲー初心者はまずこれで 連射できる次世代型ゴム鉄砲「サバコン!」スマホ連携も

» 2015年04月17日 18時00分 公開
[村上万純ITmedia]

 最近サバイバルゲーム人気が高まっており、道具類を持っていなくても人数さえそろえばいつでもサバゲーを楽しめる遊び場が関東地域を中心に増えてきた。しかし、いざサバゲーをやってみたいと思っても、道具のレンタル料や施設使用料などで費用がかさんだり、施設が都心から遠く離れたところにあったりと、初心者が体験するにはややハードルが高い印象がある。

 タカラトミーの次世代型ゴム鉄砲「サバコン!」を使えば、従来よりお手軽にサバゲーを楽しめる。同社の「Gショット」と同じく、ぎりぎりまで引っ張った専用のゴム弾をはじき飛ばす発射方法を採用している。対象年齢は15歳以上で、発売予定は2015年7月。ゴム鉄砲、ゴム弾、ゴーグルをセットにした「S01 サバコン!スターターセット」の価格は3800円(税別)だ。

photo 連射できる次世代型ゴム鉄砲「サバコン!」
photo グリップ部分に弾を装てんする。写真は「S05 サバコン!DXセット」の本体
photo 「タカラトミーグループ商談会」の「サバコン!」ブース

連射可能なゴム鉄砲 専用スマホアプリも提供

 サバコン!は、Gショットと異なり連射ができる。体に当たっても痛くない爪の大きさほどのゴム弾は、通常サイズの本体で25発、より多くの弾を装てんできる「S05 サバコン!DXセット」(5980円、税別)で72発まで発射可能。射程距離は5〜10メートルで、タカラトミー商談会のブースでは約2〜3メートル先にある紙コップを倒すデモが実施された。ガシャンという発射音や弾のスピードで、一見するとかなりの威力がありそうに見えるが、至近距離で体に当ててもまったく痛くなかった。実際のサバゲーではBB弾を使用するが、専用の衣服を着ていても被弾すると少し痛みを感じることもある。安全に遊びたいという人にはお勧めだ。

photo 「S01 サバコン!スターターセット」の本体
photo リング状のゴム弾をマガジンに補充し、本体グリップ部分の下からガチャリと押し込む
photo 紙コップを狙い撃ち
発射の様子
発射の原理はゴム鉄砲と同じ

 担当者によると、専用の固定装置でスマートフォンを本体にセットし、専用アプリを使うことでサバイバルゲームの臨場感を演出できるという。「アプリ画面を見ながら、残弾数、相手プレイヤーの位置、仲間がやられたことが分かる機能などを搭載する予定です」と続けた。雰囲気作りのため、暗視スコープやサーモグラフィーモードなども用意する。サバゲーでは相手チームを全滅させるほか、特定の場所に置いた敵チームのフラッグを入手すれば勝ちという遊び方もあるが、フラッグ代わりにQRコードを用い、それをアプリ上でスキャンした方が勝つという遊び方もできる。

photo スマホアプリの画面イメージ
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photo 割り箸で作ったゴム鉄砲と同じ原理で飛ぶ

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