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フィリップス、プロDJ向け密閉型ヘッドフォン「A3-PRO」など9モデルを発表――有名DJ“アーミン”と共同開発(1/2 ページ)

» 2015年05月12日 19時30分 公開
[ITmedia]

 オンキヨー&パイオニアイノベーションズは5月12日、フィリップスブランドの新型ヘッドフォンを発表した。今回発表されたのは、プロDJ向けヘッドフォン「A3-PRO」など2機種、DJスタイルヘッドフォン「SHL3260」など4機種、オーソドックスなオーバー型ヘッドフォン「FX5M」など3機種の計9モデル。

DJ“アーミン”と共同開発したプロDJ向け密閉型ヘッドフォン

 プロDJ向け密閉型ヘッドフォンの「A3-PRO」と「A1-PRO」は、オランダを代表するDJのアーミン・ヴァン・ブーレン(Armin van Buuren)氏と共同開発したもの。

 上位機種のA3-PROは50ミリ径のネオジウムドライバーを搭載し、長時間DJをしても疲れにくいシリコン素材のヘッドバンドを採用。左右どちらでも装着可能なロック機構付きの着脱式ケーブルを備える。再生周波数帯域は12〜2万3000Hz、重量は約385グラム。価格はオープンで、実売想定価格は2万9800円前後(税込、以下同)。

photo 「A3-PRO」

 下位機種のA1-PROも、40ミリ径のネオジウムドライバー、ロック機構付きの着脱式ケーブルを搭載する。ヘッドバンドには耐久性に優れたナイロン樹脂を使用した。再生周波数帯域は13〜2万3000Hz、重量は約238グラム。実売想定価格は1万8000円前後。両機種とも、インピーダンスは16オーム、音圧感度は108dB。

photo 「A1-PRO」

リーズナブルな密閉型DJスタイルヘッドフォン4モデル

 リーズナブルな価格帯の密閉型DJスタイルヘッドフォンは「SHL3260」「SHL3160」「SHL3060」「SHL3065」の4機種をラインアップ。SHL3065以外はブラック、ホワイト、ピンクと豊富なカラーをそろえている。

 上位機のSHL3260は、モニタリングしやすいよう左右のハウジングが165度回転する。低域再生に優れているという40ミリ径のネオジウムドライバー、1万2000回の曲げ試験をクリアした耐久性の高いケーブルを備える。快適に長時間利用できるように柔らかく通気性に優れた80ミリ径のイヤークッションを採用した。再生周波数帯域は8〜2万7000Hz、インピーダンスは32オーム、音圧感度は108dB、最大入力は2000ミリワット、重量は約170グラム。実売想定価格は6500円前後。

photo 「SHL3260」

 中位機のSHL3160は、力強い低音を再生するという32ミリ径のスピーカードライバーを採用。ヘッドバンドのヒンジ部とハウジングの表面に高級感のあるクロム調素材を使用した。再生周波数帯域は8〜2万4000Hz、インピーダンスは24オーム、音圧感度は107dB、最大入力は1500ミリワット、重量は約138グラム。実売想定価格は4300円前後。

photo 「SHL3160」

 下位機のSHL3060も、力強い低音を再生するという32ミリ径のスピーカードライバーを搭載。再生周波数帯域は10〜2万2000Hz、インピーダンスは24オーム、音圧感度は106dB、最大入力は1000ミリワット、重量は約125グラム。実売想定価格は3200円前後。

photo 「SHL3060」

 SHL3065は、SHL3060にインラインマイクを搭載したモデル。スマートフォンで音楽を聴く際に、スイッチ操作で通話と切り替えられる。基本スペックはSHL3060と同等で、カラーはブラックとホワイトの2色のみ。

photo 「SHL3065」
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