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ソニー、場所をとらないBlu-ray Discプレイヤー新製品――「BDP-S6500/S1500」登場「NETFLIX」対応

» 2015年06月03日 14時12分 公開
[ITmedia]
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 ソニーは6月3日、据置型Blu-ray Discプレイヤーの新製品「BDP-S6500」および「BDP-S1500」を発表した。「NETFLIX」などの動画配信サービスにも対応したシンプルデザインのマルチメディアプレイヤーだ。どちらも6月20日に発売する予定で、価格はオープン。店頭ではBDP-S6500が2万円前後、BDP-S1500は1万2000円前後になる見込み。

「BDP-S6500」。従来機の「BDP-S6200」に比べて幅は105ミリも小さい255ミリとなった

 上位機の「BDP-S6500」は、Wi-Fiを内蔵。MIMO(Multiple Input Multiple Output)対応のアンテナを搭載し、通信の安定性を向上させた。また4Kアップスケール出力は、従来のBD動画に加え、ネット動画やUSBメモリーなどに記録した動画にも対応するなど適用範囲を拡大。独自の「Super Bit Mapping for Video」や「IPコンテンツ ノイズリダクション」といった映像処理技術も備えた。また音質面では、圧縮音源でカットされやすい高周波帯域を再現する「デジタル ミュージック エンハンサー」を搭載している。

新しいユーザーインタフェース

 ユーザーインタフェースも新しい。従来のXMB(クロスメディアバー)に代え、メディアやUSB端子、スマートフォンなどのScreen Mirroringに素早くアクセスするための新UIを採用した。「My Apps」に使用頻度の高いアプリを登録してアクセスを容易にするなどのカスタマイズも行える。

 ハイレゾ音源再生は、新たにDSD 5.6MHzの再生をサポート。マルチチャンネル音源に対応している点も特徴で、PCMの場合は最大192kHz/24bit、7.1ch(WAV)、DSDも5.1chの再生が可能だ。なお、DLNAによるネットワーク再生の場合はWAVとFLACに限られる。

 HDMI出力は1系統。ほかに同軸デジタル音声出力、USB端子、LAN端子を各1系統備えている。本体サイズは255(幅)×39(高さ)×192(奥行き)ミリ。重量は約900グラム。

「BDP-S1500」

 一方の「BDP-S1500」は、4KアップスケールやDLNA機能、無線LANなどを省いたシンプルモデルだ。本体サイズは「BDP-S6500」よりさらにコンパクトで、230(幅)×39(高さ)×194(奥行き)ミリと置き場所を選ばない。重量は800グラム。専用リモコンとACアダプター、電源コードなどが付属する。

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