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全100号で“ハコスカ”を完成させる週刊「NISSAN スカイライン2000GT-R KPGC10」を試してみたヒツジの皮をかぶったオオカミ

» 2015年06月11日 06時00分 公開
[田中宏昌ITmedia]
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 「週刊NISSAN スカイライン2000GT-R KPGC10」は、アシェット・コレクションズ・ジャパンが5月27日から展開しているパートワークマガジンだ。全100号で完結し、完成すると全長54.1センチ、全幅20.8センチ、車高は17.3センチと1/8スケールのハコスカが姿を現す。創刊号は特別価格の277円(税別)と手頃なので、早速入手してみた。

「NISSAN スカイライン2000GT-R KPGC10」創刊号(Vol.1)の表紙©Hachette Collections Japan K.K.

 本製品は、総パーツ数300点以上、日産自動車と京商の全面協力を得て設計・開発されているのが特徴で、金属製パーツを随所に採用して重厚感あふれる仕上がりになるという。監修には、日産自動車 グローバルデザイン本部 プロダクトデザイン部 部長 中島敬氏も参加している。

創刊号には原寸大の完成イメージが織り込まれている。4つのヘッド・ライトが点灯するほか、ウインカーの点滅、ドアを開けるとルームライトが点灯するだけでなく、ブレーキペダルとブレーキランプの点灯が連動するなど細かなギミックも豊富に用意
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創刊号に付属する組み立てパーツ一覧
組み立てパーツは、このようなパッケージに入っている
通常号と異なり、創刊号にはシリーズガイドが付属する

 このハコスカ(ハコ=セダン、スカ=スカイラインGT)は、文字通り4ドアセダンのスタイルを採用しながらレーシングの「R」をまとったことから、「ヒツジの皮をかぶったオオカミ」と呼ばれていた。1970年に発表されたKPGC10型の販売価格は154万円と、一般庶民にはなかなか手が届かない憧れのモデルだった。

組み立てパーツの他に、ドライバーやドライバーグリップも付属する
ホイールの材質は亜鉛ダイキャストで重量も約54グラムと手応えがある
組み立てマニュアルの抜粋。注意ポイントや手順が細かく書かれているので安心して組み立てられる
組み立て後のパーツ。創刊号では、フロントグリルに左右のヘッドライトを組み込むだけなので作業自体は数分で済む。ナンバープレートやホイールは今後利用することになる

 付属の冊子には、組み立てマニュアルの他にコラムや連載などがあり、このハコスカを盛り上げてくれる(創刊号には、S20型エンジンの解説やレース名勝負の記憶などを収録)。

 また、エンジン音がうなるサウンド付き特製スタンドも後日発売されるとのことなので、続報を待ちたいところだ。

サウンドボードのオン/オフを行う専用キーのほか、ライトのオン/オフなど多彩な操作が行えるカムカバー型リモコンも付属する

 完成まで100号を要する長い道のりだが、6月16日までに定期購読を申し込むと、2つの特典が付いてくる。初回配送時にプレゼントされるのは、「復刻版DVD スカイラインGT-R」と「GT-Rエンブレム 特製キーホルダー」で、前者は「復刻版DVD 名車シリーズ Vol.5 スカイラインGT-R」の複製版であり、ドライビングシーンやS20型のエンジン音、レース風景を約42分収録したDVDだ。後者は約6.6×1.9センチのキーホルダー。

 申し込み後2回目の配送時にプレゼントされるのは、完成モデルを飾るための特製ディスプレイ台で、実車のスペック表を台に添付しているのがウリだ。サイズは68(幅)×35(奥行き)×3(高さ)センチで、色はブラックとなる。

定期購読を申し込むとプレゼントされる特典

 このほか、パートワークマガジンではおなじみとなる専用バインダーも用意される。同マガジンを14冊収納でき、価格は917円(税別)で第7号以降に予約を開始するとのこと。ちなみに、第2号は6月10日に発売されており、「カムカバーにプラグコードを接続する」というテーマで価格は1666円(税別)となっている。

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