さまざまな「写真展」を随時案内していく本コーナー。リコーイメージングスクエア新宿で、2016年4月20日から開催する矢崎秀行写真展「対」を案内する。
【作品内容】
作者自宅のある横浜近辺や、北は青森から西は山口までの“日常”の風景を撮影。「対(つい)」という考え方で場所と時間が違う何枚かの写真を関連させて展示したカラー作品約40点で構成。
【作品コメント】
写真というメディアに特有の「組み写真」という考え方。
けれども本展はその視点を少し変えて、「組み」によって意図的にストーリーを作るのではなく、「対(つい)」という方法で何枚かの写真を構成します。
内容の強調が起こる場合もあれば、思わぬものが結びつくケースもあると思います。
なるべく固定的な美意識や既存の伝統意識から離れて写真を撮るよう努めてきました。
「対」が飛躍のステップボードのように、あるいは何かと何かを結ぶ媒介や触媒のようになって、写真を見てくださる鑑賞者が美しさや驚きを感じていただけたら、と思っています。
矢崎秀行
【作家プロフィール】
1956年 山梨県甲府市生まれ。
1975年 早稲田大学政経学部経済学科中退。
1977年 早稲田大学政経学部政治学科に再入学して、1981年卒業。
1981年 読売新聞社入社。新聞記者。
文化事業部を経て、現在、美術館連絡協議会事務局に勤務。
2013年 夜の写真学校26期、写真家・瀬戸正人氏に師事。
名称 | 矢崎秀行写真展「対」 |
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開催期間 | 2016年4月20日(水)〜5月2日(月) |
開館時間 | 10時30分〜18時30分(最終日16時終了) |
定休日 | 火曜 |
入場 | 無料 |
会場 | リコーイメージングスクエア新宿(ペンタックスフォーラム) ギャラリーI |
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