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» 2016年05月20日 18時06分 UPDATE

ワンセグ8chの全録マシン「ガラポンTV伍号機」登場――外部機器との連携でフルセグの録画&再生も可能に

ワンセグ8chの全録が可能な「ガラポンTV」に新モデル「伍号機」が登場。ネットワークチューナー「そとでもテレビ」との連携により、同じ画面からフルセグの録画/再生も行えるようになる。参号機、四号機も対応する。

[芹澤隆徳,ITmedia]

 インターネット家電ベンチャーのガラポンは5月20日、ワンセグ8chを常時録画し続ける全録マシン「ガラポンTV伍号機」を発売した。あわせてビスタポイント・テクノロジーが開発したネットワークチューナー「そとでもテレビ」との連携機能を提供し、同じ画面からフルセグの録画/再生も行えるようになった。価格はガラポンTV伍号機が3万6500円(税別)、「そとでもテレビ」は1万2800円。

「ガラポンTV伍号機」。HDDなしモデルも準備中(価格は未定)

 従来機よりも一回り大きくなったガラポンTV伍号機だが、機能面は基本的に従来機と同じ。ユーザーからの「底面が熱い」「電波状況が悪いと止まることがある」といった声に対応する形で抜本的に作り直した。例えばノイズの多い環境にも対応できるようにチューナーは制御ソフトから見直し、安定した運用を可能にした。また基板は従来機の3枚から1枚に減らして内部のエアフローを改善、放熱効率を向上させるなど「製品としての完成度を高めた」(ガラポンの保田歩社長)という。

ガラポンの保田歩社長

背面はいたってシンプル。本体のサイズは215.85(幅)×134(奥行き)×50(高さ)mm

 500GBのHDDを内蔵し、地上波8局のワンセグ放送を最大2週間分キャッシュできる。「ワンセグのメリットは、データ量がフルセグの40分の1であること。データの軽さを生かし、多くの番組をため込める上、外出先からのストリーミング再生やスマートフォンへのダウンロードも用意だ。例えばスマホで外出先から視聴しようとする場合、データ通信量を大幅に抑えることができる」(保田氏)

「そとでもTV」。サイズは130(幅)×100(奥行き)×38(高さ)mm、149g

 一方の「そとでもTV」は、NexTV-Fのリモート視聴規格に準拠したiOS向けのネットワーク対応チューナーだ。地上デジタル放送を同一ネットワーク内にあるNAS(Network Attached Storage、別売)に録画し、宅内ネットワークやインターネットを通じてiPhoneやiPadで視聴できる。録画は圧縮レートの異なる3モード(650kbps、1.3Mbps、5Mbps)。

「そとでもTV」の背面
側面にはB-CASカードスロット。B-CASカード1枚が付属する

 フルセグ録画連携は、ソーシャルサービス「ガラポンTVサイト」から利用できる。ガラポンTVの場合、「番組表」などは持たずに視聴者の評価などを中心に番組を紹介するWeb画面から番組を選択・視聴する仕組みになっているが、「そとでもTV」が登録されていると番組情報のべー時に「フルセグで検索」というボタンが現れる。これをクリックすると番組検索を行い、結果から録画予約が行える仕組み。再生時には、フルセグ録画を行っている番組に「フルセグ視聴」ボタンが表示される上、外出先からのリモート視聴にも対応する。なお、この連携機能は従来機(ガラポンTV参号機、四号機)でも利用できる。

「ガラポンTVサイト」
「このシリーズをフルセグで検索」ボタンが現れ、ここから録画予約が行える。ただしシリーズ予約には未対応
録画予約時に3つの録画モードから選択が可能

 現在のところ、録画予約が“シリーズ予約”に対応しておらず、放送回ごとに録画予約を行わなければならないものの、同社では「番組名を登録すると毎回自動的に録画する機能」の提供も予定している。また将来的には複数の「そとでもTV」と連携して複数番組のフルセグ同時録画なども検討していく。

 別体チューナーとの連携やNASの設置など、導入時のハードルは確実に上がるものの、ガラポンでは連携機能の使い勝手に自信を見せる。 保田社長は、「1週間に放送されている番組は約2000。そのうち実際に視聴する番組は20程度だろう。連携機能によって、必ず視聴する番組やスポーツ番組など(フレーム数が足りずに)ワンセグでは難のある番組をフルセグで録画しておけば、ワンセグの使い勝手の良さと録画予約なしで全て録画できている全録の安心感、そしてフルセグの画質という、それぞれの良いところを享受できる“最適解”だと思う」と胸を張った。

フルセグ(上)とワンセグ(下)の画質比較。解像度の低さに加え、ワンセグはフレームレートが15dpsしかないため、動きの速いスポーツ系コンテンツには不向きだ

 なお、新製品の発売に合わせて同社が提供しているレンタルサービス「ガラポンTVプレミアムプラス」にも「ガラポンTV伍号機」が登場する。このプランは、機種ごとに決まった月額料金を支払うことで、初期費用や契約期間といった縛りなしでハードとサービスを利用できるというもの。これまではガラポンTV参号機を月額980円、四号機は月額1180円で提供してきたが、伍号機は月額1250円(いずれも税別)。申込は同日より受付を開始している。ただし、レンタル機材に「そとでもTV」やNASは含まれていないため、フルセグ録画を行う場合は別途購入する必要がある。「今後、セットプランも検討していく」(保田氏)

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