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楽曲購入から再生までPCいらず、パイオニアの新しいネットワークオーディオシステム

» 2016年08月24日 22時07分 公開
[ITmedia]

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは8月23日、パイオニアブランドのハイレゾ対応コンパクトオーディオシステム「X-HM76」など3製品を発表した。いずれもオープンプライスで9月中旬に発売する。

「X-HM76」はステレオスピーカーとネットワーク対応CDレシーバーのセットモデルだ。実売想定価格は6万円前後(税別)

 X-HM76は、290(幅)×98(高さ)×333(奥行き)mmのコンパクトなボディーにCDドライブやFM/AMチューナー、ネットワークオーディオプレーヤー機能、60W+60のステレオアンプなどを詰め込んだ一体型オーディオシステムだ。最大192kHz/24bitのPCM音源(FLAC、AIFF)と11.2MHzまでのDSDを再生可能。BluetoothやWi-Fiも内蔵しており、AirPlayなどを使ってワイヤレス再生も可能になっている。

背面端子

 さらに「e-onkyoダウンローダー」をサポート(発売後にファームウェアアップデートで対応)。スマートフォンでハイレゾ音源サイト「e-onkyo music」から楽曲を購入し、音源ファイルをXC-HM86に接続したUSB外付けHDD(別売)に直接ダウンロードすることができる。PCを使う必要はない。

 付属のスピーカーシステムは、120mm径ウーファーと25mmツイーターを搭載した2Wayブックシェルフ型。再生周波数帯域は50〜4万Hz、インピーダンスは4Ω。1本あたりのサイズは148(幅)×263(高さ)×213(奥行き)mmで、重量は3.3kgとなっている。

高音質パーツを採用した単品の上位モデルも

 同時に発表された「XC-HM86」は、スピーカーが付属しない単品のネットワークCDレシーバーだ。基本機能はX-HM76と共通ながら、厳選されたオーディオ用パーツを投入しているほか、パワーアンプの出力を65W+65Wに引き上げた。実売想定価格は5万5000円前後(税別)。

「XC-HM86」は、スピーカーが付属しない単品モデル

 また単品スピーカーとして「S-HM86-LR」もリリースしている。剛性の高いグラスファイバー製130mm径コーン型ウーファーと25mm径ドーム型ツイーターを搭載。再生周波数帯域は45から4万Hzでインピーダンスは4Ω。1本のサイズは165(幅)×280(高さ)×259(奥行き)mm、重量は4.4kg。実売想定価格は3万5000円前後。

「S-HM86-LR」は単品スピーカーシステム。「X-HM76」の付属スピーカーより一回り大きい

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