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Phono端子も付いたマルチなネットワークCDレシーバー、パイオニア「NC-50」登場Google Cast対応

» 2016年08月25日 16時14分 公開
[ITmedia]

 オンキヨー&パイオニアマーケティングジャパンは8月25日、スピーカーを接続するだけでCDやハイレゾ音源、ネットラジオなど多彩な音源を楽しめるネットワークCDレシーバー「NC-50」を発表した。価格は10万円(税別)で、9月中旬に発売する予定だ。

ネットワークCDレシーバー「NC-50」。前面の3.5インチ液晶ディスプレイにはアルバムアートワークや楽曲情報が表示される

 CDドライブやネットワークオーディオプレーヤー機能、AM/FMチューナー、ステレオアンプを一体型にした多機能レシーバー。DACチップにはESSの「SABRE32 Ultra DAC」を採用し、最大192kHz/24bitのハイレゾ音源をネットワーク経由あるいはUSB外付けHDDから再生することができる。「e-onkyoダウンローダー」機能により、スマホなどで購入したハイレゾ音源ファイルを外付けHDDにダウンロードすることも可能だ。さらにレコードプレーヤーを接続するためのPhono端子(MM)も備えるなど、多彩な音源に対応した。

「e-onkyoダウンローダー」の使い方(画像は先日発表された「X-HM76」などの例)

 Wi-FiはIEEE 802.11a/b/g/nに準拠し、2.4GHz帯と5GHz帯を両方使用可能。TuneInやRadiko.jpでインターネットラジオが楽しめるほか、新たにGoogle Castにも対応したことで「Google Play Music」などのアプリをインストールしたスマートフォンなどからワイヤレスで楽曲再生が楽しめるという。さらにBluetoothも内蔵。A2DP接続時のコーデックはSBC/AACをサポートしている。

 アンプ部にはパワー素子に「Direct Power FET」を採用したクラスDアンプを搭載。出力は実用最大出力で各チャンネル50W。スピーカーの適応インピーダンスは4〜16Ωとなっている。

 そのほかの入出力端子は、デジタル入力として光と同軸を各1系統装備。アナログ入力は2系統で、うち1系統はMMカートリッジ対応のPhono入力となっている。本体サイズは435(幅)×103(高さ)×333(奥行き)mm。重量は6.4kg。

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