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最高の一瞬を残す「4Kセルフィー」搭載――パナソニックがスタイリッシュなデジ一眼「DC-GF9W」を国内発表

» 2017年01月06日 18時17分 公開
[ITmedia]

 パナソニックは1月6日、コンパクトボディのミラーレス一眼“LUMIX”「DC-GF9W」を発表した。米ラスベガスで開催中の「CES 2017」に「DC-GX850」という型番で出品されているもの。国内では「DC-GF7」の後継機として1月19日に発売する。

“LUMIX”「DC-GF9W」。「12-32mm F3.5-5.6」「25mm F1.7」という2つのレンズが付属する
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 上位機「DC-GH4」譲りのローパスフィルターレス4/3型16M Live MOSセンサーと「新ヴィーナスエンジン」を搭載。また独自の空間認識AF「DFD(Depth From Defocus)テクノロジー」により、合焦まで0.07秒という高速&高精度のオートフォーカスを実現した。4K/30p(3840×2160ピクセル、毎秒30フレーム)の動画撮影も新しい。

 タッチパネル式の3インチモニターは、180°のチルトが可能だ。そして最大の特徴となる「4Kセルフィー」モードは、自分撮り時に秒間30コマの連写を行い、後から好きな写真を選べるというものだ。動きの読めないペットや赤ちゃんと一緒に撮影する際や、複数人で撮影するときでも「最高の一瞬を残せる」(同社)という。

3インチモニターをチルトさせて自分撮り
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 ほかにも、撮影後に好きなフォーカスポイントを選べる「フォーカスセレクト&フォーカス合成」モードや、撮影時にフィルター効果をかける「クリエイティブコントロール」を搭載。さらに春に予定されているファームウェアアップデートでは、顔の印象を華やかに変える「ビューティレタッチ」機能が追加されるという。

 ボディサイズは、従来機と同じ106.5(幅)×64.6(高さ)×33.3(奥行き)mm。重量は約239g(本体のみ)。記録メディアはMicro SDカードに変わったほか、新たにWi-FiやUSB充電にも対応した。

 本体カラーはオレンジとシルバー(ブラックとシルバーのツートン)の2色をラインアップ。「12-32mm F3.5-5.6」(35mm換算で24-64mmズーム)、「25mm F1.7」(同じく50mm単焦点)の2本が付属する。価格はオープンプライスで、店頭では9万円前後(税別)になる見込みだ。

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