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米Spansionも破産保護申請

» 2009年03月02日 16時22分 公開
[ITmedia]

 米フラッシュメモリメーカーSpansionおよびその米子会社は3月1日、米破産法第11条の下で破産保護を申請したことを明らかにした。破産保護の下、負債を再編するとともに、より利益の見込める市場セグメントに注力するという。

 「破産法第11条の適用申請が、事業を維持する最も効果的な方法だとの結論に至った」と同社は発表文で述べている。同社は世界的不況を受けてコスト削減策を進めているところで、2月23日には全社員の35%に当たる3000人の人員を削減すると発表していた。

 Spansionは富士通と米AMDの合弁企業。同社の日本法人は2月に会社更生法の適用を申請している。

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