ヤフーとソフトバンクグループのCOMELはこのほど、デジタルサイネージにWeb上のコンテンツや広告を配信し、広告効果を測る実験を始めた。デジタルサイネージに適したコンテンツや広告商品開発につなげる。
福岡県内に設置した500以上のデジタルサイネージネットワーク「福岡街メディア」に「Yahoo!JAPAN」のコンテンツや広告を配信する。
一部のデジタルサイネージには顔認識カメラを設置し、カメラでとらえた視聴者の顔画像を、NECソフトの広告価値判定システムで解析。視聴者の顔画像から性別・年齢層を自動で推定し、ディスプレイとの距離と視聴時間から広告価値を自動的に算定する。
広告を見た人にアンケート調査も行い、どれくらい認知・理解されたかも把握する。実験は7月31日まで。
ヤフーは今後、デジタルサイネージ事業を具体的に展開していく計画。実験で、ネットとデジタルサイネージの効果的な連携方法を探る。
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