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iPhone OSに「消したはずのメールが残るバグ」の指摘

» 2009年08月20日 13時42分 公開
[ITmedia]

 iPhone OSに、消したはずのメールが消えずに残ってしまうバグがあるようだ。実証ビデオがYouTubeに投稿され、話題になっている。

 このバグはiPhone OS 3.0を搭載したiPhoneおよびiPod touchに影響するとみられる。バグを指摘したマット・ジャンセン氏によると、iPhoneのメーラーでゴミ箱から削除したメールが、削除後も検索ツールSpotlightで検索できてしまうという。

 YouTubeのデモビデオでは、メーラーから削除したメールの件名をSpotlightで検索すると、削除したはずのメールが検索結果に表示された。メールの本文を読むこともできた。数カ月前に削除したメールも検索で見つかった。「メールは削除したあともiPodのどこかに残っているが、検索しないと見つからない」とジャンセン氏は言う。

 「これはセキュリティ上の問題だ。Appleが修正してくれることを望んでいる」(同氏)

 一部報道によると、このバグは現在β版のiPhone OS 3.1では修正されているという。

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