2009年09月21日〜2009年09月27日
先週のアクセストップ10には、「『ドラクエIX』すれ違い来客数に“地域格差” スク・エニが集計」と「『僕らはネットに乗り遅れた』 大手ゲームメーカートップが議論」など、「東京ゲームショウ 2009」関連の記事がランクインした。
記者も初日と2日目に取材。あふれんばかりのゲーム関連グッズに囲まれ、「これが仕事じゃなかったらどんなに楽しいことか……」と何度も思った。
今回のゲームショウでは、ゲームをよりリアルに近付ける試みが目立ったように思う。体がコントローラーになるマイクロソフトの「Project Natal」や、CGを触った感触を指に伝える触力覚ディスプレイ、ソニー・コンピュータエンタテインメントのブースで展示されていたゲーム画面を3D表示する「3D立体視ゲーム」などだ。
これらの技術がファースト・パーソン・シューティングゲーム(FPS)などで採用されたらすごそうだ。触力覚ディスプレイを採用すれば、物を拾う感覚や発砲する感覚が伝わるし、Project Natalを利用すれば、自分の動きがそのままゲームに反映されるようになる。実際に戦場で戦っている感覚を味わうようなゲームもできるかもしれない。
ここで問題になるのは体力だ。会場でProject Natalを試してみたところ、とても面白いが体力を使った。これが、緊迫感漂う戦場をモチーフにしたFPSだとしたら……? 体力のない記者はきっと持たない。
とはいえ、運動不足解消にもよさそうだ。Project Natalの開発に携わったMicrosoft Game Studioのクドー・ツノダジェネラルマネージャーは、「10キロやせた」と話していた。
コントローラーで遊ぶゲームも残り、体感ゲームと2極化していくとは思うが、ゲームがリアルになっていくことで、ゲーマーと言えばムキムキマッチョ、というイメージになる日も来るかもしれない。
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