9月24日に開幕した「東京ゲームショウ2009」(千葉県・幕張メッセ)のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のブースで、「プレイステーション 3」(PS3)を使って3Dゲームをプレイできる「3D立体視ゲーム」のコーナーがあり、多くの人でにぎわっていた。
プレイできるのは、飛行機のような乗り物で競うレーシングゲーム「WipEout HD」で、PS3向けに発売されているソフトを3Dに変換したもの。ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」の3D対応モデル(未発売)に表示し、専用の眼鏡をかけて見れば、映像が立体的に迫ってくる。
プレイしてみると、奥行きやスピード感、左右に揺れる感覚まで伝わってきて、乗り物の揺れに合わせてついつい体が揺れてしまった。プレイ時間が短かったせいもあってか、酔うこともなく快適にゲームができた。
ソニーは3D対応BRAVIAを2010年に発売予定で、SCEはこれに合わせて3D対応コンテンツの開発を進めているという。同社の縣秀征課長は「レース、スポーツ、シューティング、格闘などが3Dに向いているだろうが、それ以外のジャンルでもできるだけ多くのゲームに対応し、3Dというリッチな体験をユーザーに提供したい」と話していた。
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