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PS3で3Dゲームをプレイ ゲームショウで立体視体験TGS2009

» 2009年09月24日 18時19分 公開
[小笠原由依,ITmedia]
photo 混雑する「3D立体視ゲーム」のコーナー

 9月24日に開幕した「東京ゲームショウ2009」(千葉県・幕張メッセ)のソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)のブースで、「プレイステーション 3」(PS3)を使って3Dゲームをプレイできる「3D立体視ゲーム」のコーナーがあり、多くの人でにぎわっていた。

 プレイできるのは、飛行機のような乗り物で競うレーシングゲーム「WipEout HD」で、PS3向けに発売されているソフトを3Dに変換したもの。ソニーの液晶テレビ「BRAVIA」の3D対応モデル(未発売)に表示し、専用の眼鏡をかけて見れば、映像が立体的に迫ってくる。


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photo 自分でプレイするか、ほかの人のプレイを眼鏡をかけて見学するかを選べる。自分でプレイするのは40分待ち、見学だけなら20分待ちだった
photo プレイには、専用の眼鏡をかける必要がある

 プレイしてみると、奥行きやスピード感、左右に揺れる感覚まで伝わってきて、乗り物の揺れに合わせてついつい体が揺れてしまった。プレイ時間が短かったせいもあってか、酔うこともなく快適にゲームができた。

 ソニーは3D対応BRAVIAを2010年に発売予定で、SCEはこれに合わせて3D対応コンテンツの開発を進めているという。同社の縣秀征課長は「レース、スポーツ、シューティング、格闘などが3Dに向いているだろうが、それ以外のジャンルでもできるだけ多くのゲームに対応し、3Dというリッチな体験をユーザーに提供したい」と話していた。

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