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» 2009年10月20日 07時00分 UPDATE

ドライカーボン製鉄腕アトムに50万円のBASARAかぶと 「JAM 2009」

アニメの素材を活用した新しい商品などを展示する「JAM 2009」では、ドライカーボン素材の鉄腕アトムや、50万円の「戦国BASARA」かぶとなどが展示されていた。

[小笠原由依,ITmedia]

 アニメの素材を活用した新しい商品などを展示する「ジャパン・アニメコラボ・マーケット 2009」が、秋葉原UDX(東京・秋葉原)で10月15〜10月18日まで開かれた。ドライカーボンでできた「鉄腕アトム」や、「機動警察パトレイバー」に登場する警視庁の盾、「戦国BASARA」のグッズを集めたブース、1970年代のロボットアニメに登場したロボットを萌えキャラ化した「東映ロボットガールズ」などが展示されていた。

「今、アトムがいるとしたら素材はドライカーボンしか考えられない」

photo ドライカーボン製の「鉄腕アトム」

 工業デザインやインテリアデザインを行うアールディーエス(埼玉県)は、同社が扱う先端材料・ドライカーボンを素材に鉄腕アトムや機動警察パトレイバーに登場する盾を制作していた。

 ドライカーボンとは、炭素繊維を使ったFRPの1種。軽くてしなやかな上、丈夫でさびないのが特徴だが、高価なためF1や航空機、宇宙開発などの分野で使われている。鉄より固く、200度の熱にも耐えるという。

 「もし、今アトムが実在するとしたら素材はドライカーボンしか考えられない。空を飛べる軽さで弾丸を跳ね返し、炎にも耐える」と、アトムを制作したという。


photo 機動警察パトレイバーに登場する警視庁の盾

 機動警察パトレイバーに登場する警視庁の盾は、実際に警視庁で使われている盾と全く同じサイズで作った。警視庁では、重さ4.7キロ程度のチタン製や3キロ程度のジュラルミン製、2.8キロ程度のアルミ製などが使われているが、ドライカーボン製は2キロ未満に抑えることができるという。記者も持ってみたが、思ったより軽かった。

戦国BASARAブースでは、50万円のかぶとが

 プロダクション・アイジーと宮城県が共同出展したアニメ「戦国BASARA」ブースでは、発売済みのものから発売予定のものまでグッズが大量に展示されていた。中でも目立っていたのは黒光りするかぶとと、重厚感のある刀のつばだ。

 大河ドラマで使われるよろいやかぶとを製造する職人が作ったもので、近日発売予定。かぶとは、アニメで伊達政宗がかぶっているものをもとに職人がアレンジを加えたデザインだ。「ライティングをしっかりすれば鏡面のように黒光りし、かなり神秘的。インテリアにお勧め」という。

 つばは、伊達政宗仕様のものと真田幸村仕様の2種類を用意。江戸時代の製法を再現したという。価格はかぶとが49万8000円、つばが13万円。

photophoto かぶと(左)とつば

 宮城県産関連商品第1号の「戦国BASARAラベルビール」や、「戦国BASARA笹かま」「戦国BASARA米」、登場キャラクター片倉小十郎のふるさと・白石市の特産品「うーめん」なども展示していた。

photo 「戦国BASARAラベルビール」
photo 「戦国BASARA米」
photo 「うーめん」

 JTBのブースにも戦国BASARAグッズが。伊達政宗や上杉謙信などのゆかりの地をめぐるガイドブックで、キャラクター1人につき1冊用意されていた。価格は1260円。

photo ガイドブック
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photo 各キャラクターに特化した観光情報がかかれている

 同社が今年6月、伊達政宗と片倉小十郎のゆかりの地を訪ねるツアーを実施したところ、75人が参加したという。ツアー第2弾も計画中だ。

懐かしのあのロボが萌えキャラに 「東映ロボットガールズ」

photo (左から)ガイキング、ガ・キーン、バラタック

 東映アニメーションのブースでは、1970年代に制作したアニメ「大空魔竜ガイキング」「マグネロボ ガキーン」「超人戦隊バラタック」に登場するロボットを萌えキャラにした「東映ロボットガールズ」のパネルを展示していた。

 頭に2本の角が生えたガイキングや青い衣装に身を包んだガ・キーン、特徴的な白いヘッドパーツを付けたバラタックなどで、少女の姿の萌えキャラをベースにしながらも、元になったロボットの特徴を再現。性格もある程度アニメにちなんだもので、原作ファンは共通点を探しても楽しいかもしれない。

 同社の資産である過去のアニメ作品を生かそうと、「今風にリファインして売り出したらどうか」と考えたことからスタートした企画で、萌えキャラは、ガイキングやガ・キーンのDVD販促用マスコットキャラとして活躍している。公式Webサイトでは、3人が登場する4コマ漫画も公開。今後は「あまり過去作品にとらわれないように展開していきたい。将来は映像化にもチャレンジしたい」としている。

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