　「P2Pユーザーを相手に訴訟を起こすのはいじめのようだ」――MTVなどを運営する大手メディア企業Viacomの顧問弁護士マイケル・フリックラス氏はこう語る。レコード業界はエンドユーザーを著作権侵害で訴えているが、訴えられた側は「高い弁護費用を払うことができ、無限のリソースを持つ相手と戦うことになる。テロのようだ」とも。同氏は「尊敬を持って顧客を扱う必要がある」とし、コンテンツ業界が消費者から受けている批判は頷けるとしている。同氏はフェアユースを支持しており、ネットに投稿されたマッシュアップを削除するようなことはしたくないと話す一方で、DRMにも賛成。映画のオンラインレンタルやオンデマンドストリーミングなどにDRMは欠かせないと考えている。

Viacom's top lawyer: suing P2P users "felt like terrorism"（Ars Technica）

Twitterのトラフィック、10月27日に謎の急増

　Webトラフィック観測企業によると、10月27日午後8時ごろ（米国時間）にTwitterのトラフィックが急増したという。この企業は、欧州では真夜中なので、米国での出来事に関係しているのではないかと考えている。だが、メジャーリーグのワールドシリーズは28日からだし、リアリティTV番組で話題になるようなことが起きたわけでもないようだ。有名人が亡くなったわけでもない。「気球少年」事件は数週間前だ。トラフィック急増の理由はいまだ不明という。

Great 10/27 Twitter Spike（PCWorld）

AppleもAdMob買収を考えていた

　Googleがモバイル広告企業AdMobを買収したが、Appleも同社の買収について話し合っていたという。AppleはiPhoneプラットフォームから収益を得る新たな手段を模索しており、モバイル広告は明らかにそうした手段の1つだ。AdMobはiPhone向け広告ネットワークの最大手で、推定ではiPhone広告市場で約80％のシェアを占めている。

Why Apple Considered Buying AdMob（Silicon Alley Insider）