iPadのバッテリー交換が必要になった場合、AppleはバッテリーだけでなくiPad本体ごと交換してくれるようだ。
最近掲載されたとみられるAppleのiPadバッテリー交換サービスに関するFAQによると、「バッテリーの充電機能の低下により交換が必要になった場合、Appleはサービス料金をいただいてiPadを交換します」という。交換サービスの料金は99ドルで、さらに送料が6.95ドルかかる。交換の受け付けはAppleストアや認定リセラー、Appleのテクニカルサポートで行い、交換には1週間ほどかかる。
ただし、「事故、水漏れ、分解、非公認のサービス、非公認の改造によって製品が破損した場合」や「製品が部品の故障により正しく動かなくなった場合」は対象外だとAppleは警告している。また、交換によってiPadに入っていたデータは消えるため、交換サービスに出す前にデータをバックアップしておくようにと同社はアドバイスしている。
ただし、iPadバッテリー交換のFAQはネット上に掲載されているものの、AppleのサポートサイトではまだiPadのコーナーは正式には用意されていないため、サービス内容は変更される可能性もある。
iPadのほか、iPhoneやiPodなどAppleの携帯機器は、基本的にユーザーがバッテリーを交換できないようになっており、Appleに交換を依頼する必要がある。iPhoneでは、Appleは、保証期間内はバッテリー容量が当初の50%以下に落ちた場合無料で、保証期間が過ぎた後は79ドルと送料6.95ドルでバッテリーを交換している。
iPadは米国で4月3日に発売予定で、3月12日から予約を受け付けている。
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