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Apple、ラックサーバ「Xserve」の販売を終了へ

» 2010年11月08日 12時02分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]
 xserve

 米Appleは同社の1Uラックサーバ「Xserve」シリーズの販売を終了することを製品ページで明らかにした。2011年1月31日まで販売を続け、現行ユーザーのサポートはその後も契約通り継続する。また、Xserve向けのApple Drive Moduleは2011年いっぱい、あるいは製品在庫がなくなるまで販売する。

 XserveはAppleが2002年5月に発表したラックマウントサーバ。現行モデルでは、最大2基の2.93GHzのIntel Xeon 5500を搭載し、SSDと最大3Tバイトの内部ストレージに対応する。

 販売終了後の代替製品として、同社は「Snow Leopard Server」を搭載した「Mac Pro」あるいは「Mac mini」を推奨している。メモリやストレージの条件が同じであれば、Mac Proの性能および拡張性はXserveと同等もしくは上回るとしている。拡張性を重視し、タワー型デスクトップを導入できるユーザーに対してはMac Proを勧めている。50人程度のワークグループで利用するユーザーには、性能的にはXserveより劣るもののコンパクトなMac miniを勧めている。

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