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方式乱立の家庭内ネットを簡単に混在運用へ、IEEEが新たな抽象化層の定義に着手

» 2010年12月16日 12時16分 公開
[EE Times Japan]

 IEEE 1905.1グループは、複数の方式が乱立している家庭内の無線/有線ネットワーク規格を統合すべく、標準規格を策定する方向で合意に至ったと発表した。アセロス・コミュニケーションズやブロードコム、シスコシステムズ、インテル、Marvell Technology Group、東芝などの各社が支持を表明している。

 同グループは2010年12月13日の週に、初のミーティングをフランスのパリで開催する。約20名のエンジニアが参加するという。無線LANや電力線通信、同軸線、イーサネットなどを利用する複数の家庭内ネットワーク規格をカバーする抽象化層を定義し、2012年初めまで標準規格のドラフト版を完成させたいとしている。→続きを読む

この記事はEETimesから転載しています。

Rick Merritt:EE Times (翻訳 田中留美、編集 EE Times Japan)


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