米国では発売当初からAT&Tが独占販売していた米AppleのiPhoneだが、2月から競合のVerizonもiPhone 4の販売を開始した。両社のiPhone 4ユーザーの意識調査の結果を、米調査会社のChangeWave Researchが4月5日(現地時間)に発表した。
この調査は、Verizon版iPhoneの発売後数週間にわたって、4068人のコンシューマー(ユーザーの内訳は明記されていない)を対象に実施された。
両社のiPhone 4ユーザーに「通話の途切れる率」を聞いたところ、AT&Tの4.8%に対し、Verizonは1.8%だった。これはiPhoneだけの話ではなく、同社の最近の調査では、Verizonユーザー全体では1.4%、AT&Tユーザー全体では4.6%だった。
通話の途切れ率ではVerizonが優勢だが、顧客満足度ではほとんど同じ結果となった。AT&T版iPhone 4のユーザーで「非常に満足している」は80%、「満足している」が18%。Verizon版では前者が82%、後者が16%だった。
なお、今後iPhone 4を購入する予定のコンシューマーのうち、46%がキャリアとしてVerizonを、27%がAT&Tを選ぶと答えた。
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