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» 2011年11月18日 18時00分 UPDATE

アドビ、タブレットアプリ「Touch Apps」を提供開始

アドビシステムズは、タブレットアプリ「Adobe Touch Apps」の提供を開始した。まずはAndroid OS版だが、iOS版も2012年上半期に提供される予定だ。

[ITmedia]
photo 「Adobe Touch Apps」

 アドビシステムズは11月18日、Android OS向けタブレットアプリ「Adobe Touch Apps」の提供を開始した。6種類が用意されており、価格はいずれも9.99ドル。Android 3.1 以降に対応しており、画面サイズ8.9インチ以上、解像度1280×800ピクセル以上のタブレット端末で動作する。

 提供が開始されたのは、タブレット版Photoshop「Adobe PhotoShop Touch」のほか、プレゼンツール「Adobe Debut」、ベクターグラフィックのフリーハンドメモツール「Adobe Ideas」、Webサイトのプロトタイプ作成ツール「Adobe Proto」、ムードボードを作成する「Adobe Collage」、カラーテーマを作成する「Adobe Kuler」が用意され、Android Marketより提供が開始される。iOS版も準備が進められており、2012年上半期には提供開始される予定だ(IdeasについてはiOS版が既にApp Storeで提供中)。

photo プレゼンツール「Adobe Debut」はPhotoShopやIllustratorのデータをそのまま表示できるため、データをCreative Cloudにアップしておけば、そのまま取り込み、表示することができる。ペンを使ったコメントの書き込みも可能
photo フリーハンドメモツール「Adobe Ideas」はベクターグラフィックベース。iOS版はリリース済みだが、新たにCreative Cloudとの連携が図られた
photo Webサイトのプロトタイプを作る「Adobe Proto」。作成したファイルをCreative Cloudへアップし、圧縮ファイルでダウンロードすることも可能だ

 既にiOS版が提供されている「Adobe Carousel」を含むこれらは独立したアプリとして動作するだけでなく、クラウドサービス「Adobe Creative Cloud」をさまざまな連係機能を有しているが、Creative Cloudのオープンは2012年上半期であるため、現段階では各アプリごとでの表示/共有/送信機能が利用できるにとどまっている。

photo 「Adobe Collage」によるムードボード作成

 クラウドサービス「Adobe Creative Cloud」は、20GバイトのストレージとMaster Collectionで提供されている「Photoshop CS5」や「Illustrator CS5」などといったすべてのソフトを利用できるほか、コミュニティ機能や電子出版サービス、Webサイト構築・管理ツールなど、さまざまな製品とサービスを含有した形態で提供される。

 「クラウド」と名乗るが、このようにサービスだけではなくアプリケーションとコミュニティ機能も含まれるの大きな特徴で、前述のタブレットアプリのみならず、アプリケーションにはHTML5ツールの「Adobe EDGE」、Webサイト構築ツール「Adobe MUSE」なども含まれる。

 Adobe Creative Cloudの利用料金は個人利用時で月額5000円、ワークグループ利用時にて月額7500円(いずれも年間契約時)。ただ、現時点では利用ライセンスやワークグループの定義など詳細は決定していない。Master Collectionのような現在、パッケージ販売されているソフトを含みながら、パッケージ形式ではなくサブスクリプション形式にて販売することについて、同社では「市場の変化に対応するため」と説明している。

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