米Splashtopは6月6日(現地時間)、Androidタブレット上でWindows 8の環境を再現する開発者向けアプリケーション「Win8 Metro Testbed - powered by Splashtop,for Android」の提供を始めた。Google Playでの価格は49.99ドル(発売当初のキャンペーン価格は24.99ドル)。
Android3.1以降と解像度600dpi(1280×800ピクセル)の7〜10インチディスプレイを搭載したタブレットで使える。開発者は同アプリの利用で、Windows 8向けに開発したアプリがWindows 8の「Metro UIタッチジェスチャー」でどのように動作するかをAndroidタブレット上でテストできるという。
Windows 8のプレビュー版をインストールしたPCを、リモートデスクトップによってAndroidタブレット上で操作できるようにする仕組み。Metro UIタッチジェスチャーのほか、スワイプやピンチといった各種タッチ操作もタブレット上で行えるとしている。
同アプリのiPad版は既に提供しており、世界71カ国のiTunes App Storeの「ユーティリティ」カテゴリのダウンロードランキングでトップ5位以内に入ったという。
Splashtopアジア地域社長のクリフ・ミラー氏は「Windows 8に対応するハードウェアはまだ出回っていない。一方、モバイルアプリ開発者のほとんどはiPadを持っているし、Androidタブレットを使っている開発者も多い。それらに対応することで、誰でも簡単にWindows 8の環境を味わえるようにする」と話している。
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