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ソーシャルゲーマーの半数が有料アイテム購入、うち6割が「反省・後悔」

» 2012年08月23日 18時24分 公開
[ITmedia]

 ソーシャルゲーム利用者の約半数は有料アイテムなどの購入経験があり、そのうち6割が購入後に「反省・後悔」している――ジャストシステムによる「ソーシャルゲームに関する利用状況調査」でそのような結果が出た。

 調査によれば、ソーシャルゲーム利用者の48.5%が有料アイテムなどの購入経験があった。料金を最も支払っている項目は「アバター関連のファッションアイテム」(20.3%)がトップで、以下「回復/時間短縮用アイテム」(19.6%)、「ガチャ/景品くじ(コンプガチャ以外)」(16.2%)、「ガチャ/景品くじ(コンプガチャ)」(15.4%)と続いた。

 有料プレイヤーの月間使用金額は「1000円以内」(55.3%)が最も多く、有料プレイヤーの約9割が月平均5000円以内に収めていることが分かった。一方、月平均「3万円以上」使うというユーザーは2.3%だった。

 また、有料プレイヤーの60.6%が、支払った金額について「反省・後悔している」「どちらかといえば反省・後悔している」ことが分かった。これらのユーザーに今後の使用金額について尋ねると「減らしたい」が46.3%、「ゼロにしたい」が40.8%だった。

 費やしたプレイ時間についても、有料プレイヤーの41.2%が「反省・後悔している」「どちらかといえば反省・後悔している」と回答。今後のプレイ時間は「減らしたい」が55.6%、「ゼロにしたい」が16.3%だった。

 消費者庁による「コンプリートガチャ」禁止後の使用金額については、有料プレイヤーの31.9%が「減少した」と回答。一方「変わらない」(61.9%)、「非常に増えた」「やや増えた」(合計6.2%)と回答したユーザーもいた。使用金額が減らない理由のトップは「もともとコンプガチャが動機ではなかったから」(67.9%)だった。

 調査は8月10〜13日にかけて、ソーシャルゲームの利用経験があると事前調査で回答した1000人を対象に、同社のセルフ型アンケートサービス「Fastask」上で実施した。

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