スーパーコンピュータの性能ランキング「TOP500」最新版が11月12日(現地時間)に公開され、米オークリッジ国立研究所の「Titan」が17.59P(ペタ)FLOPSを記録してトップになった。米国勢が1、2位を占め、日本の「京」は前回から1ランク下がって3位だった。
「Titan」は米Cray製で、米AMDのOpteronと米NVIDIAのK20Xによる合計約56万コア構成。前回首位だった米IBM製「Sepuoia」(16.32PFLOPS)は2位に後退。京は10.51PFLOPSで3位だった。
上位勢はこのほか、4位に米アルゴンヌ国立研究所の「Mira」、5位に独ユーリヒ総合研究機構の「JUQUEEN」など。7位と10位にも米国製スパコンがランクインし、前回に引き続きトップ10の半数を米国勢が占めた。日本で稼働しているスーパーコンピュータでは15位に国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)の「Helios」(1.27PFLOPS)、17位に東京工業大学の「TSUBAME 2.0」(1.19PFLOPS)、東京大学情報基盤センターの「Oakleaf-FX」(1.043PFLOPS)が1PFLOPS超えシステムとしてランクインしている。
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