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2017年04月20日 20時25分 UPDATE

家族同士のコミュニケーションを活発に――「Xperia Touch」が広げる世界

コンセプトモデル披露から約1年2カ月。「Xperia」ブランドのスマートプロジェクターの日本投入が決まった。その狙いとは?

[井上翔,ITmedia]

 既報の通り、ソニーモバイルコミュニケーションズ(以下「ソニーモバイル」)は4月20日、Android 7.0を搭載する単焦点プロジェクター「Xperia Touch G1109」の日本投入を発表した。

 2016年2月のコンセプトモデル「Xperia Projector」発表からおよそ1年2カ月。コンセプトモデルから名前を改めた「Xperia Touch」は、一体に何を目的として世に出るのだろうか。

Xperia Touch 「Xperia Projector」改め「Xperia Touch」。2016年2月の初披露の時と比べると動作は非常に良好だった

Xperia Projectorは「人と家族」をつなぐ

ソニーモバイルの伊藤博史氏 ソニーモバイルの伊藤氏

 2016年2月に発表した「Xperia Xシリーズ」以降、ソニーモバイルはXperiaのブランドを「スマートフォンやタブレットのブランド」から「コミュニケーションツールのブランド」として再定義している。これは、「コミュニケーションデバイスを、より高い知能と機能を持った、人間の能力を拡張するツールへ進化させる」(伊藤博史スマートプロダクト部門副部門長)というソニーモバイルのビジョンを具現化するためだ。

ソニーモバイルのビジョン ソニーモバイルのビジョン

 新しいXperiaブランドでは、「スマートフォンの次につながるような新しいコミュニケーション体験を提供する」(伊藤氏)べく、「人と人」「人と家族」「人とモノ」をつなぐスマートプロダクトにも注力している。

 第1弾のBluetoothヘッドセット「Xperia Ear」は、音声エージェント機能を搭載することでスマホの画面を見る時間を減らし、「人と人」とのコミュニケーションを円滑にすることを志向している。

 今回第2弾として登場するXperia Touchは、「家族といるときに集まってインターネットのコンテンツを囲んで笑い合う」(伊藤氏)ことで、「人と家族」のコミュニケーションを円滑化する意図で開発された。

 家族全員が集まって、インターネット上の動画や写真を楽しんだり、Google Playでダウンロードしたゲームを楽しんだりすることで、新しい「家族団らん」の形を提案しようとしているのだ。

新しい家族団らん Xperia Touchを中心に、新しい家族団らんの姿を提案

 あとは「人とモノ」をつなぐスマートプロダクトが出れば、Xperiaブランドが志向する3つのコミュニケーション領域を全て網羅することになるが「具体的に発表できることはまだない」(関係者)という。

Xperiaのスマートプロダクトの志向する領域 Xperiaのスマートプロダクトは「人と人」「人と家族」「人とモノ」の新しいコミュニケーションを模索している。あとは「人とモノ」を軸にした製品が出れば一通りそろうのだが……

ソニーの先進技術がXperia Touchを下支え

 Xperiaのスマートプロダクトを支えるのは、ソニーが持つ先端技術だ。

 Xperia Touchの短焦点プロジェクターは、ソニーが独自開発した超短焦点レンズ、液晶ディスプレイデバイス「SXRD」とレーザーエンジンを組み合わせることで実現している。また、壁面と机面といった照射面の切り替えにおいては、加速度センサーを活用している。

 また、タッチ操作は本体から照射した赤外線とイメージセンサーを使って検出している。検出時のフレームレートは60fpsで、最大で10点のマルチタッチに対応している。タッチレスポンスはコンセプト展示時から大幅にチューニングされており、動きの激しいゲームでもそこそこ楽しめるレベルになった。

ソニーの先端技術 Xperiaスマートプロダクトには、ソニーの先進技術を積極的に活用
中に入っている各種モジュール Xperia Touchに搭載されている赤外光照射モジュール(左上)、液晶ディスプレイデバイス「SXRD」(左下)と、短焦点プロジェクターモジュール(右)

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