「Pokemon GO」など位置情報ゲームの開発を手掛ける米Nianticは11月20日、持続可能で責任ある観光を促進する国際連合の専門機関・国連世界観光機関(UNWTO)と提携したと発表した。AR技術を活用したスマートフォンゲームと、実際の観光体験を組み合わせ、世界の観光地の認知度を上げるキャンペーンの監修を行う。
UNWTOの観光キャンペーン「Travel.Enjoy.Respect」と連携。プレーヤーがゲームを通じ、観光地の魅力や歴史を体感できるようなキャンペーンを検討する。
同社は「外に出て、人やモノに出会い、身体を動かす体験を促すインタラクティブなゲームを創ることを目指している。UNWTOのミッションである『責任ある観光』の認識を広げる手伝いをしながら、プレーヤーの方々のために新しい冒険のきっかけを創り出すことを楽しみにしている」としている。
Nianticが開発するPokemon GOやIngressは、位置情報に連動してゲームを楽しめるのが特徴。日本の自治体や観光地でもこれまでに、ゲームと連携した観光企画が多数行われている。
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