「ここはインテリアの見本市ですか?」本格的なリビングセットが目立つPCブースWPC EXPO 2004(1/2 ページ)

» 2004年10月20日 14時11分 公開
[長浜和也,ITmedia]

富士通

 先日発表された秋冬モデルを全面に展開している富士通ブース。一角に設けられた先端技術を紹介するコーナーでは静脈認識デバイスや生分解樹脂筐体採用PCを紹介。

 生分解樹脂で作られたノートPCの筐体は以前から展示されているが、担当者の話によると、「熱に弱い」など諸々の問題はすでに解決済み。いつでも製品に応用できる段階まできているという。

 現在の課題はコスト。これも採用するPCが増えてスケールメリットが出てくれば解決可能であると説明している。

最新の秋冬モデルを実際に使って、TV録画やネットワークの使い方を教えてくれるミニセミナーのコーナーも用意されている富士通のブース。注目を集めていたのが「岸辺一徳さんとキムタクの……ほらあれ」のCMで使われていたセットを舞台にしたプロモーション。来場者がセットに入って記念写真が撮れる時間も用意されている

東芝

 こちらは、今年登場したdynabook新ラインアップ「QOSMIO」を強力にプッシュするレイアウト。ブースの壁いっぱいに並べたQOSMIOのディスプレイの綺麗さは圧巻である。

大量のQOSMIOを並べると、パネルの鮮やかさもあってか、なかなかのド迫力だ

 東芝のブースで紹介されていた「最新技術」はノートPC用燃料電池と、組み込み型のプライベートフィルタ。燃料電池は今年行われたCeBITで展示されていたのと同じアクティブタイプ。ただし、CeBITでは動態展示を行っていたが、「細かい調整が必要で説明する時間がなかなか取れなかった」(東芝説明員)ため、WPCでは動作させていない。

 東芝は早くからノート用の燃料電池として超小型発電所、とも言うべきアクティブ方式を採用しているが、この理由として「ノートPCを安定して動作させるには、常時20ワット程度の出力が必要。これを満足させるにはアクティブ方式を採用するしかない」と述べている。

 問題はユニットの小型化とコストの圧縮。現在その課題に取り組んでいる最中だが、「今のところ、市場に投入できるレベルにいつ到達できるかは見えていない」ということだ。現在東芝はネガティブ方式燃料電池の開発も並行して進めている。「ノートPCの用途によってQOSMIOではアクティブ方式、dynabook SSではパッシブ方式と使い分ける」こともありえるそうだ。

参考出品の燃料電池。銀色のカートリッジには燃料のメタノールが100cc充填されている。これで10時間の駆動が可能。「燃費」は10ccで1時間というところか

プライベートフィルタはもう一枚液晶ディスプレイを組み込むような形になる。パワーをかけた状態で横から覗き込むと格子状に黒い模様が見える。格子状にした理由は「文字情報さえ保護できれば十分だから」とのこと

ブースの一角にはモノトーンでまとめたリスニングルームを再現して、QOSMIOシリーズに組み込まれたSRSサラウンド機能を体感できるコーナーを用意していた

インテル

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