山陽小野田市をはじめ3カ所にメガソーラー、2013年度中に合計出力を53MWに電力供給サービス

三井不動産は山口県山陽小野田市に出力13MWのメガソーラーを建設する。さらに2カ所にメガソーラーを建設する計画を立てており、すべてのメガソーラーを2013年度中に稼働開始させる予定だ。

» 2012年09月12日 07時15分 公開
[笹田仁,スマートジャパン]

 三井不動産は、山口県山陽小野田市に最大出力約13MWのメガソーラーを建設することを明らかにした(図1)。建設予定地は太平洋セメントが保有する土地で、三井不動産はこの土地を賃借してメガソーラーを建設、運営し、発電した電力をすべて電力会社に売電する。

図1 山陽小野田市の太平洋セメント保有地にメガソーラーを設置した後の予想図

 メガソーラー建設予定地の敷地面積は約16万m2。年間発電量は約5万6000MWh(5600万kWh)。これは一般家庭の年間消費電力量にすると約1万5000世帯分に当たるという。10月に着工する予定。

 三井不動産はさらに2カ所にメガソーラーを建設する計画を立てていることも明らかにした。3カ所のメガソーラーの最大出力の合計値は約53MWになる見込み。3カ所とも、2013年度中に稼働を始めることを目指している。

 今後は、企業の保有不動産を有効活用する手段の1つとして、顧客企業に太陽光発電所建設を提案していくという。

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