12月3日(火)−中部で17時台に需給率93%へ全国でんき予報2013冬

中部では2日連続で需給率が90%を超えて、17時台に93%まで上昇する見通しだ。九州でも遅めの18時台に90%近くに達する。寒さが厳しくなってきた北海道を含めて、最大電力が前日を上回る地域が多く、日を追うごとに暖房需要が増える状況にある。

» 2013年12月03日 09時30分 公開
[スマートジャパン]

 北陸の一部を除いて全国的に晴天が予想される12月3日(火)だが、電力需要は増える傾向が見られる。需給率の最高は前日に続いて中部で、17時台に92.8%まで上昇する。前日よりも需要が増える一方で、供給力を減らすことが要因だ。同様に九州電力も需要の増加と供給力の減少により、18時台の需給率が89.8%と90%に近づく。それでも需給状態には十分な余裕がある。

 むしろ注意すべきは、全国各地の需要が前日から軒並み増える傾向にあることだ。中国と四国だけは前日と同じだが、それ以外の7地域は前日よりも増加する予想を出している。これから年末に向けて次第に気温が低下して、暖房需要が増え、夕方から夜にかけて最大電力が上昇していく。早めに節電対策を準備しておきたい。

12月3日の需給予測(各電力会社がWebサイトに掲載したデータから)

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