12月5日(木)−中部で4日連続の90%超も安定状態全国でんき予報2013冬

ほぼ全国的に穏やかな天候になる予報で、電力需要が大きく伸びることはなさそう。中部では今週に入って4日連続で需給率が90%を超える見込みだが、供給力を低めに抑えるためで、まだ十分な余裕がある。そのほかの地域は北海道を含めて引き続き80%台を維持する。

» 2013年12月05日 10時20分 公開
[スマートジャパン]

 今週は日本海側の一部で雨や雪が降っているものの、それ以外の地域では晴れ間の多い日が続き、気温も少し高めで推移している。冬の電力需給には望ましい状況で、各地の需給率は中部を除いて80%台で収まる。

 中部だけは90%台が続き、12月5日(木)も17時台に91.3%まで上昇する見通しだ。ただし供給力を今冬に想定している最大値(2502万kW)から300万kW以上も減らしているためである。当面は低めの供給力で90〜95%の範囲を維持する方針とみられ、高めの需給率を心配する必要はない。

12月5日の需給予測(各電力会社がWebサイトに掲載したデータから)

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